＠横浜吉田町 yoshidamachi Lily (2015/03/19-29 13ステージ）
http://yoshidamachi-lily.yokohama/
全自由 3000円＋1DRINK500円
作・演出：劇団鹿殺し＆丸尾丸一郎 舞台協力：野口毅
舞台美術アドバイザー：秋山光洋 演出助手：前原健一郎 照明プラン：吉村愛子
宣伝写真；江森康之 舞台写真：和田咲子 制作：高橋洋平、西脇償理子、平田春菜
企画制作：劇団鹿殺し 協力：吉田町名店街 主催:yoshidamachi Lily
平成26年度地域商業自立促進事業
日替わりゲスト・カフェ店長：教祖イコマノリユキ（巨乳まんだら王国）、
小林健一（動物電気）、橘輝、谷山知宏（花組芝居）、菜月チョビ、森貞文則
・ライブ
・「濁乱水晶」脚本：鷺沼恵美子
出演：
鷺沼恵美子：女
中島雄太：男
・「ヒッキーの手記」脚本：峰ゆとり
出演：
浦上裕輔：マナブ
近藤茶：サップ
木村綺那：母
・ライブ（美津乃あわ）
・「RED FOOD FABLE」 脚本：近藤茶
出演：
清川果林：赤ずきん
浅野康之：オオカミ
松尾珠花：ババア
峰ゆとり：狩人
・ライブ（？）
・「２０６で」脚本：木村綺那
出演：
妻鹿益己：男
安井直美：女
松尾珠花：女子高生
中島雄太：夫
・「魂のコリドー」 脚本：丸尾丸一郎
出演：
美津乃あわ：ミナ
傳田うに ：アユミ
終演後 カフェ店長 森貞文則 スペシャルメニュー「サダボナーラ」
2015/03/24(火)晴 7:02-8:58PM(1'56)あちこちから 客席満員？(40？人)
客層：20-30才代と中年層。女性過半数。
客入れ：会場外で受付、入口で全員荷物預かり。フリースペースのとこどこに
パンフとチラシ束を置いた丸椅子座席。演目（時に劇中シーン）毎に舞台と客席
スペースが大きく変わり。観客はドリンク、チラシ束と椅子をもって民族大移動。
うざったいのでチラシ束も一緒に預けた方が○。というか、終演後に配って
ほしかったねこ。
トイレは2F、カウンターカフェがあり、開演まで飲食可能。日替わりメニューの他
ホットドッグ、お菓子ら販売。+200円で特製ドリンク、最上位？はヘルの名を冠し。
開演待ちのアトラクションとして、鹿五郎とツーショット撮影会、鹿探しなどあり。
物販。Tシャツ、DVD。カーテンコール各1回。
劇団の若手主体に、怪女優・美津乃あわをゲスト投入した番外公演。
会場、舞台。マームとジプシーらも使った旧十六夜スタジオ改装。しても変わらない
柱が中央に1本あるフリースペースに。入口側にキッチンスペース、続きでソファ、
占い5000円、レズバー看板置き。奥側にブルーバックで背景入れ、着ぐるみ鹿五郎君
とツーショット撮影スペース。そこそこ人気者。
構成・お話。訳あり人の屈託したありさまを描く、劇団員もちより短編。間に
パロディ歌謡ショー。「…水晶」頼りない占い師、痛く切なく滑稽なその実相。
「ヒッキー」引き込み息子の強弁に母は困ったあげく、助っ人お兄さんを呼ぶことに
ハイバイ作品に想を得た！？。「RED…」童話・赤頭巾その後現代版。赤頭巾は今は
やさぐれキャバ嬢、森へ帰ることを拒むが。「２０６で」不倫殺人を企む男女、
そこにカルト教団へ入団希望という娘が現れて。「魂のコリドー」確執を抱えたまま
離れたレズカップル、帰ってきた恋人に乱されて。
コンプレックスと屈託した心を抱え、心に風邪を人たちを覗き見る、夜の演劇。
袋小路世界で生きる今の若者達は大変だなあとみるねこ。真摯シリアスだけど、
ギャグと変態を取り混ぜ、笑いをまぶし、肩凝ることはなく。舞台と客席移動
しつつの2時間は煩わしいけど、これも風通しをよくして○。トリは若くもない
女優二人の悲喜劇。とりわけ、手応えあるあわさんの直球芝居を嬉しく観るねこ。
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