＠初台 新国立劇場 小劇場 THE PIT(2015/7/6-26 26ステージ)休演7/13,20
http://www.nntt.jac.go.jp/play/
全指定 A席 おとな5400円 こども(小･中学生)2700円
B席 おとな3240円 こども(小･中学生)1620円
作・演出：長塚圭史[阿佐ヶ谷スパイダース] 振付:近藤良平[コンドルズ]
美術：乘峯雅寛 照明：笠原俊幸 音響：加藤温 衣裳：伊藤佐智子
ヘアメイク：稲垣亮弐 演出助手：渡邊千穂 舞台監督：大垣敏朗
うた：世田谷ジュニア合唱団 制作担当：茂木令子 主催：新国立劇場
出演：
首藤康之；たなか
長塚圭史：こいけ
松たか子：けいこ
近藤良平：かなた
2015/07/07(火)曇 7:01-8:22PM(1'21)中段中央 客席ほぼ満員(260人)
客層：こども劇場だけど大人客席。児童30人位？。女性8，9割。
客入れ：当日券Ｂ売り切れ、Ａ，Ｚあり。3列＋12列。バルコニー席は半分。
折り込みチラシ厚みは希望者のみ。アンケート書くと粗品進呈。パンフなし。
物販。パンフ B5 800円。カーテンコール2回1分。
夏のこども劇場第2弾。2012年「音のいない世界で」の出演者が再結集。
舞台。前後左右シンメトリ基本でちょっと変則。開演前のアナウンス趣向も同様と
凝った趣向。中央、前後中程に鏡のない鏡台と花。前後に上手ベンチ下手ダイニング
テーブル。袖側に白い二面壁、上手整理ダンス、下手冷蔵庫。これら彼方に海原が
広がり。
お話。たなかは鏡の向こうのかなたに気づき、いつしか意気投合。ってそれは鏡の
表裏だもの。いつしか恋人、でも鏡を挟んだこいけとけいこは好対照の同一人物。
男（達）は相手が長塚圭史と松たか子なのでうらやみやっかみ、やがて取り合いに
なってしまう。
と奇想天外な設定で、鏡と相和すシュールな美しさにリアルな恐さが差す展開。
それが皮肉な恋絡みならなおさら面白く。まずはできるカッコイイ男子ダンサーの
動き。鏡とシンクロする精度、あえて外すお茶目な楽しさ。2人だけの冒頭の素敵。
濃口のバラバラ個性の4人、とりわけて長塚さん。モテ持論が愉快、懲りない逞し
キャラが物語全体を引き上げ。松さんとの演技バトルも見もの。軽妙、ポップ、
でもディープ、負けて勝つとかの手練手管？が見られる楽しさ。劇中挿入の
児童コーラスの歌詞が面白、たははな内容に子供も大笑い。
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