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 青年団リンク 玉田企画「果てまでの旅」

 @小竹向原 アトリエ春風舎(2015/9/5-14 12ステージ)
 全自由 予約3000円 当日3300円 前半割 予約・当日ともに2500円
 高校生以下 一律1000円

 作・演出:玉田真也 舞台美術:谷佳那香 照明:井坂浩(青年団)
 音響:池田野歩 制作:武藤香織、季麻倫子 イラスト・宣伝美術:小西朝子
 衣裳:正金彩(青年団)
 企画制作:玉田企画、(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
 助成:平成27年度 文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
 出演:
 伊藤毅[青年団]  :加藤優
 大山雄史[五反田団]:吉田良一
 玉田真也     :小池一郎
 由かほる[青年団] :手塚、重原

 鮎川桃果     :池田麻里
 植田ゆう希    :佐藤由美
 緑川史絵[青年団] :久保明子

 工藤洋崇     :矢崎健一
 山科圭太     :清水幸助
 森岡望[青年団]  :佐伯梨沙

 2015/9/7(日)小雨 7:31ー9:09PM(1'38)中段下手 客席満員(60人)
 客層:20-30才代中心、中年男性結構。
 客入れ:開場時10人超。桟敷1、椅子5,6列。折り込みチラシそれなり。
 パンフ A5 3ページ。次回公演。1/15-24「怪童がゆく(仮)」@アトリエ春風舎
 物販。上演台本。カーテンコール1回。

 2012年作品、初自主公演の再演。
 舞台。一段床上げした島舞台。旅館の大部屋。床に乱れた蒲団、正面格子引き戸、
 上方に明かり取り窓。下手にアナログTVと埋もれたような冷蔵庫。
 お話。中学修学旅行の夜。もじもじ男子部屋。カースト上位の子達に刺激され、
 好きな子がいたりの女子部屋にいきたいけど、互いに牽制球。なんかに託けて
 いったけど,青春残酷物語になろうとは予想だにせず。

 底で醒めた大人が演じて、なお面白い日常の非日常な中学生日記。波乱の予感な
 場面、期待通りに残念で痛く、それも微笑ましい展開と、ツボを心得た設定。
 交わすまた言いよどむ会話の面白さはさすが、細やかで間を心得た演技で一層。
 どうでもいい内容を精緻に作りこんで、ひたすら面白さを蒸留してるのには
 感心ねこ。作品を横断するキャラ・手塚と小池の原点?が見られて嬉しいねこ。

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