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 SPAC「室内」

 @横浜 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ(2015/10/2-4 3ステージ)
 http://www.kaat.jp/
 全自由(整理番号付き)一般4100円 シルバー3400円(65歳以上)U24 2000円
 障がい者割引 2800円
  @韓国光州 アジア芸術劇場 9/18-20 4ステージ
  @静岡 舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」10/10-11

 演出:クロード・レジ 作:モーリス・メーテルリンク 訳:横山義志
 演出助手:アレクサンドル・バリー 装置デザイン:サラディン・カティール
 照明デザイン:レミ・ゴドフロワ 衣裳:サラディン・カティール、大岡舞
 通訳:浅井宏美 技術監督:サラディン・カティール
 照明操作:ピエール・ガイヤルド 舞台監督:内野彰子
 衣裳ワードローブ:清千草 制作:ベルトラン・クリル、米山淳一
 製作:SPAC-静岡県舞台芸術センター、アトリエ・コンタンポラン
 主催:SPAC‐静岡県舞台芸術センター 提携・技術協力:KAAT神奈川芸術劇場
 協賛:ANA 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
 出演:
 (庭にいる人物)
 吉植荘一郎:老人
 泉陽二  :よそ者
 たきいみき:マルト
 布施安寿香:マリー
 下総源太朗:農夫 
 大庭裕介、松田弘子:群衆

 (家のなかにいる人物)
 貴島豪  :父親
 鈴木陽代 :母親
 永井彩子、弓井茉那:娘
 関根響、西川尊(アンダースタディ):子ども

 2015/10/04(日)晴 2;15-3:36PM(1'19)後方下手 客席満員(140人)
 客層:20-30才代中心、あとおじさん。男女半々。
 客入れ:ホール前に20番ずつプラカード。入場完了は2:10PM。終演後にチラシと
 パンフ配布。初演以来のデータA3両面。パンフ A4縦折冊子。物販未確認。
 カーテンコール3回2分。

 2013年初演後、毎年再演。今回東京初演。
 舞台。ジェームズ・タレル?かという闇と光の空間。淡いアンバーと暗色の
 ツートーン。前者が後方の白い屋内、後者が砂?を敷き詰めた屋外。時間の経過と
 ともに明暗のトーンは変化し。
 お話。とある家の前に2人の男。一家の娘が川に浮いているのを発見したというが、
 家族に告げることを躊躇っている。

 静謐な空間でメーテルリンク戯曲の神秘と出会う。単語、文節単位で区切り、
 超スローペースで音読される台詞と動き。日常的な感情を削がれた俳優は、まるで
 人形のよう。沈黙の時空間に目をむけ、耳を傾けて広がる奥行きの深さに引き込ま
 れてそうなねこ。

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