＠静岡 駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場(2016/5/2-5 4ステージ)
全指定 一般 4100円 SPACの会会員割引 3400円 ペア割引 3600円
グループ割引 3200円 ゆうゆう割引（満60歳以上の方）3400円
学割 大学生・専門学校生 2000円 高校生以下 1000円 障がい者割引 2800円
演出：宮城聰 台本：久保田梓美 ＆ 出演者一同による共同創作
音楽：棚川寛子 空間構成：木津潤平 照明デザイン：大迫浩二
衣裳デザイン：高橋佳代 音響デザイン：加藤久直 美術デザイン：深沢襟
舞台監督：山田貴大 演出部：横田宇雄 音響：合田加代、原田忍
照明操作：神谷怜奈 照明：加藤悦子 美術：佐藤洋輔、三輪香織、渡部宏規
衣裳：駒井友美子、大岡舞、清千草、高橋佳也子、川合玲子
ヘアメイク：梶田キョウコ、高橋慶光 字幕翻訳：スティーブ・コルベイユ
字幕操作：片岡佐知子 ナバホ族資料翻訳：佐藤聖 演出補：中野真希
技術監督：村松厚志 制作：大石多佳子、丹治陽、仲村悠希
製作：SPAC-静岡県舞台芸術センター 共同制作：ケ・ブランリー美術館
主催：ふじのくに野外芸術フェスタ実行委員会
支援：平成28年度文化庁文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業
the Agency for Cultural Affairs, Government of Japan
出演：
赤松直美、阿部一徳、石井萠水、大内米治、大高浩一、加藤幸夫、榊原有美、
桜内結う、佐藤ゆず、鈴木真理子、大道無門優也、武石守正、舘野百代、保可南、
寺内亜矢子、野口俊丞、本多麻紀、牧山祐大、美加理、三島景太、森山冬子、
山本実幸、横山央、吉植荘一郎、吉見亮、渡辺敬彦
2016/05/04(水)快晴 6:33-8:19PM(1'36)中段下手 客席ほぼ満席(480人？)
客層：20-30才代と中年層。女性過半数。
客入れ：6:00PMから隣接のビヤガーデン？でプレトーク。テーブルと椅子潤沢、
飲食可能。トイレは会場脇にあり。プラカード前にきっちり整列して6:23PM頃開場。
6:33PMから宮城さんの作品解説。プレトークとダブり。6:42PM開演、休憩なし。
折り込みチラシそれなり、ホッカイロ同梱。パンフ B5縦折り8ページ。
パイプ椅子、クッションなくプラスティックの弾力頼み。後半結構冷え込み、
有料可でブランケットの貸し出しをしてほしいねこ。カーテンコール2回1分。
ちなみ、同時開催中の「肉フェス」ラストオーダーは8:30PM。
プレトーク。３部構成。古事記、アメリカ・ナホバ族、関連づけられているという
仮説からSPACで新たに創造。ウサギばかりに注目していると判りにくくなる。
仏の劇場からの依頼。仮説をつくった学者にちなみ、その劇場でという構想。
今回はこれからの作品への第一歩。１、２幕は仮面劇、ユーモアのある神楽、
次に野営で聞いているような神秘的な物語。動きと語りを分ける手法で。
音楽的な響きも楽しんでほしい。ラストは１、２幕を踏まえての主人公の決断に
注目してほしい。
舞台。深い紅色の床、荒綱が回しおかれ。楽器群が下手。１幕では縁台に書道家が
コメントを墨書。開演前から楽士が板付き。背景は公園の林。
お話。古事記のイナバ…。悪意ある義父の試練を婚約者の知恵で乗り切る男の物語。
これと類似したアメリカ・ナバホ族の物語。最後は二つを統括した。
奉納祝祭劇。劇団持ち寄りという種々趣向が楽しく、マンガ的な１幕。仮面に
パーカッシブな生演奏のリズムが心地よく。２幕のナイトムードでぼーとなるも、
闊達に動き、盛り上がる３幕で気を取り直すねこ。類似の物語を趣向、仕掛けを
変えての工夫を都度楽しむけど、もう少し変化、変調がほしいとも。
３幕、双子の片割れに美香里。こんなスピーディに動く彼女は久々。発話を伴うも
乱れず、凛として美しい姿に改めてみほれるねこ。
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