＠池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト(2016/07/29-31 6ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全指定 一般前売4500円 当日精算5000円 プレビュー3500円
ペアチケット8000円 高校生以下1000円 VIP席10000円
Z席1500円
台本：ミハイル・ブルガーコフ 翻訳：秋月準也（日露演劇会議叢書ブルガーコフ
戯曲集1より） 演出：黒澤世莉 舞台監督：川田康二 演出助手：越寛生、
田中星男、北村美岬 照明：黒太剛亮 音楽：後藤浩明 音響：北島とわ
振付：小林真梨恵 衣裳：及川千春 美術協力：原田愛
宣伝美術：デザイン太陽と雲 挿絵：尾崎理枝 プロデューサー：大森晴香
後援：日露演劇会議 芸術文化振興基金助成事業
出演:
・アパート（アトリエ）
ヒザイミズキ：ゾーヤ・ペーリツ(女主人)
尾崎冴子：マリア(メイド）
菅野貴夫：アメチストフ(アトリエ支配人）
得丸伸二[文学座]：グース（金持ち）
中谷弥生：リーズンサ(モデル）
白石花子[劇団民藝]：イヴァーノヴァ(モデル）
海老原恒和：ミームラ(モデル）
五十嵐優：アーラ(モデル グースが片思い）
堀田創[ECHOES]：ハレルヤ（住宅委員会議長 汚職役人）
東谷英人[DULL-COLORED
POP]：オボリヤニーノフ(元貴族 ゾーヤの恋人）
・アトリエの客
大川翔子：アグネサ（ＶＩＰ）
佐藤幾優：婦人
松井美宣：婦人
海老原恒和：婦人
・夜のアトリエの客
鈴木浩司：麻薬吸引者
大川翔子：詩人
佐藤幾優：ロッペル（弁護士）
綾田將一：イヴァン・ヴァシーリェビッチ（死体男）
ー：ファックストホット(踊り）
・クリーニング店
木山廉彬：エンジェル(中国人 助手）
松井美宣：ガソリン(中国人）
・捜査官たち
直江里美：オエストルーヒナ
阿波屋鮎美：ワーネチカ
國松卓：太った男
2016/07/30(土）晴 6:35-9:21PM(1'27/休10/1'07)サイド席後方 客席ほぼ満員(170人?）
客層：20-30才代と中年層。男性過半数。
客入れ:正面6、7列、両サイド3列。折り込みチラシ厚め、袋入り。パンフ A4両面
手書き相関図、用語解説。あと出演者予定。物販。パンフA4 1200円。台本1500円。
カーテンコール1回1分。
知られていない海外作品を紹介するシリーズ。評判を取りながら発禁となった
ブラックコメディ作品とか。
舞台。調度無し、中程にグランドピアノと天井から布地。後方に一斗缶ら置かれ。
お話。主人公のゾーヤは自分のアパートで縫製アトリエを開く。一方高収入と亡命の
手引きに“夜の仕事”へと女性を勧誘、娼家の顔ももつ。革命に蹂躙され、やむなく
悪党とペテン師達となった者達の饗宴と終わりを描く。
風刺の効いた悲喜劇をリズミカルに上演。ドレスを布に見立て、ドアはダンスめいて
開け閉めなど、見立てと身体表現を散りばめて軽やか。始まってしばしは、様子を
掴み難いけど、物語に乗れば楽しみが出来。社会主義の理想と現実への風刺は重きを
置かず、人間の愚かさと哀しさをポイントにしたのもまた。
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