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 世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#007「キネマと恋人」

 @三軒茶屋 シアタートラム(2016/11/15-12/04 19ステージ)11/17、22、29休演。
 11/24-27 妻夫木さん始めインフルエンザ発症者が出たことから公演中止。
 https://setagaya-pt.jp/
 全指定 一般7200円 プレビュー6700円 高校生以下一般3600円
 高校生以下プレビュー 3350円 U24 一般 3600円 U24 プレビュー 3350円
  @大阪 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 12/7-8 3ステージ
  @松本 まつもと市民芸術館 実験劇場 12/11-12 2ステージ
  @名古屋 名古屋市芸術創造センター 12/15-18 5ステージ

 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 映像監修:上田大樹
 振付:小野寺修二[カンパニーデラシネラ] 音楽:鈴木光介[時々自動]
 美術:二村周作 照明:関口裕二 音響:水越桂一 衣裳:伊藤佐智子
 ヘアメイク:宮内宏明 プロダクション・スーパーバイザー:福澤諭志
 擬闘:栗原直樹 プロデューサー:穂坂知恵子 制作:尾崎裕子、馬場順子
 宣伝美術:榎本太郎 主催:公益財団法人せたがや文化財団
 企画製作:世田谷パブリックシアター
 出演:
 妻夫木聡:高木高助、「間坂寅蔵」
 緒川たまき:森口ハルコ

 ともさかりえ:ミチル、「女祈祷師」、映画館客2、女将、娼婦おしま
 三上市朗:森口電二郎、「茶屋の主人」、占い師、娼婦たけこ
 佐藤誓笛:本(高木高助のマネジャー)、店長、「町人」、娼婦おさじ
 橋本淳 :嵐山進、新聞記者、「月之輪半次郎」
 尾方宣久[MONO]:小松さん(映画館の支配人)、「情報屋」、番頭
 廣川三憲:小森林(プロデューサー)、ウルマ(ミチルの婚約者)、映画館客1、
  ウエイター、「茶人」
 村岡希美:根本(脚本家)、お米、売り子、「お局」、娼婦まるよ

 崎山莉奈:レストラン客、映画館窓口の女、娼婦しじみ
 王下貴司:巡査、娼婦の店の別の客
 仁科幸 :近所の人、娼婦おつう
 北川結 :ケーキ屋店員、娼婦うめよ
 片山敦郎:ネギ蔵、映画館客2の夫

 2016/11/16(水)曇 7:01-10:18PM(92/休15/87)前方下手 客席超満員(250?人)
 客層:20-30才台と中年層、女性8割。
 客入れ:折り込みチラシ極厚、取り落とし注意。パンフなし。立ち見4,5人。
 物販。パンフ □18cm 153ページ 1500円。インタビューなど内容充実。
 カーテンコール3回2分。

 小劇場でタッグマッチのKERAMAPシリーズ最新。
 舞台。煉瓦壁と階段。高低差ある椅子9。
 お話。ウディ・アレン監督「カイロの紫のバラ」にインスパイアされたとか。
 とある地方都市、映画を溺愛する主婦ハルコはその時だけは夢心地。思いが届いた
 のか、スクリーンから登場人物が現れて、さらにリアル役者達もロケにきてと
 ややこしいけどパラダイス模様となるが。

 ほろ苦きはキャラメルの味、愛され続けるだろうラブリーなKERA作品。童話の本を
 閉じても終わらない夢があったとしたら、を意外やストレートなロマンティック
 コメディで描く。爽やかさが嫌味ならず、ますますイイ役者ぶりの妻夫木聡。
 困った顔までどこを切っても愛らしい、緒川たまき。達者しごくな共演者がまあ
 お楽しみ。無重力でシームレスな動きのモブ達と映像提供の小野寺修二と上田大樹。
 デラシネラファンも楽しめること請け合い。

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