＠横浜 STスポット（2017/02/22-26 7ステージ）
http://stspot.jp/
全自由(整理番号付き) 一般 予約2800円 当日3000円 学生2000円
作・演出：松村翔子（無隣館演出部／モメラス） 舞台監督： 海津忠[青年団]
音響：牛川紀政 宣伝美術：嵯峨ふみか 制作：萩庭真
制作補佐：蜂巣もも[青年団] 制作アドバイザー：有上麻衣[青年団]
企画制作：青年団／（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 提携：STスポット
助成：文化庁ロゴ平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
https://twitter.com/mtmrskmmrt
出演：
海津忠 [青年団]
島田桃依[青年団]
岩井由紀子[無隣館]
南波圭 [無隣館]
横田僚平[無隣館]
吉田庸[無隣館]
井神沙恵[モメラス]
黒川武彦[モメラス]
山縣太一
2017/02/23(木)晴 7:33-9:04PM(1'31)後方上手 客席9割(32?人)
客層：20-30才代男女とおじさん、男性過半数。
客入れ：開場時10人。桟敷1,雛壇4列。折り込みチラシそれなり。
パンフ A5 3ページ。物販。上演台本500円。カーテンコール1回。
チェルフィッチュ等お馴染みの松村翔子、青年団・無隣館活動新作。
舞台。喫茶店テーブルとイス２。
お話。出ていった飼い猫を待って暮らす妻、ケアに疲れたレストラン店主は、
従業員に慰めを見出して不倫継続。勤め先では稼ぎ頭のケーキ担当パティシェの
音沙汰のない無断欠勤に悩み倍増。良心の呵責？。思い立って不倫相手は本妻の
もとを訪れて意気投合、あろうことか飼い猫に成り変わるにすると狂気の沙汰。
いずれも内と外でトラブル勃発、それをよそに「猫」は一人勝手。
経路の違うシーン・芝居のパッチワーク。不倫、狂気と題材はベタも、特に前半
脈略なく繰り出して、ぽかーんとさせられ。次はなにをこれはどうと、イチイチ
面白く楽しむねこ。そんな人がそんな風にしてるリアル芝居でさすがのメンツは
応え。１人謎めいている山懸さんの不明（かな）「猫」という得体の知れなさ○。
アフタートーク 9:06-9:32PM(26)半分居残り
山﨑健太氏（演劇研究・批評）、松村翔子
山崎 前回と違って、どちらも面白い。
松村 青年団の流れはリアリズムにあるのを見たら、正反対なことをやっているのを
見たいないと。（トーンの違うパッチワーク）この人にこんなことをとして、
独特のトーンに。もともとばらつきのある方が好き。
山崎 台詞を繋げたり、構成で考えてる訳では無く、、。
松村 考えているが、前半はやりたいシーンを脈略無く(同時併行）
山崎 照明のトーンが場面で違う。バラバラにしてから繋げている。
松村 バラバラ、2回みると共通して観てて感じてきたり。
バラバラ、猥雑なものがみたい。無隣館、青年団だけでなく。無隣館は春風舎で
上演する決まりだが使い慣れたＳＴスポットでやることをオリザさんにお願い
して。無隣館に入ってやりたりことがこれで出来た。
シーンによって熱く、トレンディドラマのようにとか。できちゃう俳優が凄い。
客観的に観て。後半はぽかーんとされるお客さんが多い。さちえがゴリラになる
のは感覚だけでやっている。
山崎 逆に後半は腑に落ちた。
松村 山懸さんが最後はネコだったと。ネコがいなくなる話とレストランの話も
したかった。タイトルは企画書の段階で決めないといけない、仮はダメ。
子供がいない夫婦、レストランの話でこしらえた。自分の中では一貫性があるが、
演出はボコボコにした。
[月間一覧］