＠東静岡 静岡芸術劇場（2017/04/28-30 3ステージ）
http://spac.or.jp/
全指定 一般4100円 SPACの会一般3400円 ペア割引3600円 グループ割引3200円
ゆうゆう割引 1名様3400円（満60歳以上） 学割2000円［大学生・専門学校生］
1000円［高校生以下］障がい者割引2800円 演劇祭パスポート13000円
演出：ニコラス・シュテーマン 原作：ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
照明・音響・ビデオ操作：ハンス・クラーゼン
プロダクション・ツアーディレクター：カロリーヌ・バルノー
プロダクション・ツアー制作：エリザペット・ゲイ
制作・ツアー：ローザンヌーヴィディ劇場 制作元：ニコラス・シュテーマン
フィリップ・ホーホマイアー 協力：ハンブルグ・タリア劇場
支援：プロヘルペティア・スイス文化財団 1997年独語版製作
2015年 仏独ニケ国語版製作（ローザンヌ・ヴィディ劇場）
出演：
フィリップ・ホーホマイアー
2017/04/29(土)曇｜雨 4:32-5:48PM(1'13)1F中段 客席8割?（320人？）
客層：大人中心に幅広く。男性過半数？。
客入れ:開演前にロビーでプレトーク。いつものように宮城芸術監督が劇場入口で
笑顔で出迎え。折り込みチラシそれなり。パンフ A4縦折り ビニール袋入りの通常。
物販。演劇フェスＴシャツ。カーテンコール3回？3分。
ドイツ発、上演回数重ねる古典発の一人芝居。
プレトーク。美術を含めて今回はドイツのアーティストが多い。作品。当時はやった
書簡体小説。細かい話のあらすじ。ドイツでは教科書的な作品。予備知識として
「絵を描く人」「詩人」を念頭に。演出者は元ピアニスト、俳優の力と音楽の力が
合わさった舞台。SPAC横山さん解説。早口小声で聞き取りにくいところあり、
役者さんじゃないし致し方なしか。
舞台。マットブラックの小机と椅子。机上に花束。後方一面スクリーン。
お話。若き情熱家、恋に落ちたウェルテル。叶わない恋に悶絶する日々。
フレンダリーに客席に語りかけながら、思いの丈を告白。カウボーイ気取り、
マルボロを吸っていた頃は今は昔。袋小路に嵌まって、服は乱れ、半裸で自暴自棄に
なっていく。花々を大写しにした背景で、日付を無為にカウンティング、繰り返す
台詞。日本語混じりで親近感をもたせてからの壊れっぷりで哀れさ一層。
さらにスティール写真から一飛びのおじさん役者姿で演じる未練たっぷりの若者と
いう、成仏し得ない魂の実感がまたやるせない。
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