＠小竹向原 アトリエ春風舎（2020/01/08-13 8ステージ）
全自由（整理番号付）予約・当日とも 一般2000円 高校生以下500円
作・演出：宮﨑玲奈 空間設計：渡辺瑞帆* 音響・照明：櫻内憧海(お布団)*
照明操作：新田みのり 舞台監督：黒澤多生* 宣伝美術：江原未来
制作：半澤裕彦* 制作補佐：山下恵実(ひとごと。)* *＝青年団
出演:*＝青年団
木崎 友紀子*、立蔵葉子(梨茄子)*
石渡 愛*、黒澤多生*、藤家 矢麻刀
西 風生子*、南風盛 もえ*
2020/01/10(金）晴 2:02-3:05PM(63）中段下手 客席ほぼ満員（35人）
客層：20ｰ30才代中心、男性過半数。
客入れ：開場時10数人。低椅子1、通常4列。折り込みパンフ A5 3ページ。
かちっと判りやすく、私の思う演劇書き。折り込みチラシ少々。
物販。上演台本800円。カーテンコール1回。
舞台。黒い劇場、白とグレー調度のモノトーンと衣服と人の中間色。シンプルな
無印良品空間。客席前方、吊られた棚にサボテン。下手にラグ上にローテーブル、
奥にダイニングテーブルと食器収納ワゴン。上手手前にガラス茶器置いたワゴン、
後方中程に吊られた一段ラック。ムック本、飾りもの。奥の床にブランケット。
お話。連れ合いを喪った女性のもとへ近所のおばさん。お裾分けいから始まる
おつき合い始め。また、その家に厄介になっている親類学生は友達と連れ合って、
美術館と撮影散歩。遠くをみる癖と思うこと語らい。
共通の失踪した男友達をもつ同棲カップル。友達が好きだったジム・ジャームッシュ
映画を見る間、天井の謎の小動物の物音に気にかけ。午後の時間埋めに池袋、そこで
友達生き写しの善意の男に出会う。
失意といたわりを重ねながら描く、出会いはしない人たちの群像劇。大事の声、
そんな風な人たちがそんな風にいる、クリアに生きていることが伝わる素敵。
演技は自然体だけど、時間、死生が同居したりずれたりと、構造は演劇的。
複雑なのにわかりやすい、頭でなく心に沁みる不思議。面白くて、すっとエモー
ショナル。スタイリッシュな美術の気配りも心地好い。次回が楽しみねこ。
トーク 3:08-3:25PM（17）曽根千智、山下恵、宮﨑玲奈（青年団演劇部）
宮﨑 作品よりブラックボックスな青年団演劇部のことを。試験、面接で無燐館へ
入ったのは同じも、作品の方向はバラバラ。
山下 どこが大学とかでなく、教わりたい人で進路を選んだ。高校演劇の出身。
宮崎 明大で演劇サークルにいた、白塗したり、演じるのに疲れたので。
曽根 大学でオリザさんに授業をうけたことがあるが、就職して企業で研究職に
ついたが先が見えてしまう。ライフワークを探して今に。
宮崎 演出部で交流はなくて、作風はばらばら。仕事しながらの人も多いからか、
今日も声をかけたが来ない。（オリザさんの影響）受けたことはないが、
外からは言われるので気にはなる。オリザさんと師弟関係ではない。
公演の企画書を出して面接をうけたが、なにも言われなかった、動員は大丈夫かと
聞かれた位。
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