＠初台 新国立劇場 小劇場（2020/07/09-26 16ステージ）
指定席 A席5500円（こども2750円）B席3300円（こども1650円）Z席 1650円
原作・上演台本：ミヒャエル・エンデ 翻訳：高橋文子 演出：小山ゆうな
美術：乘峯雅寛 照明：佐藤 啓 音響：福澤裕之 衣裳：大島広子
ヘアメイク：高村マドカ 演出助手：城田美樹 舞台監督：澁谷壽久
主催：新国立劇場
出演：
北村有起哉：イルヴィッツァー（博士、枢密魔法顧問官）
松尾 諭：マウリツィオ（雄猫）
森下能幸：ヤコブ（カラス）
林田航平：マーデ（したっぱ役人）
あめくみちこ：ティラニア(お金の魔女）
花王おさむ：聖シルヴェスター(大晦日の聖人）
2020/07/11(土)曇 1:02-3:23PM(70/休20/50)中段中央 客席ほぼ満員(160人)
客層：3世代、子供連れ10組？、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、消毒、連絡先カード記入、半券は自分で切って置く。
チラシはロビー置き、手に取ったら戻さない。パンフ売場にビニール仕切り。
パンフA5？ 800円。配役表は無料。座席は一席毎、空いた座席に皆違うお友達
イラスト。荷物は置いてもいいそうな。 開演前注意、新型コロナウイルス
接触確認アプリを使っている人は音と振動がでないよう（電源は入れたまま）。
カーテンコール2回。
ミヒャエル・エンデが、1989年に執筆した小説を自ら戯曲化した作品とか。
舞台。マンガのような書き割り。中央、大きく空洞があいた時計盤。左右の
壁は悪戯書きのようなイラスト。
お話。悪い魔法使いと魔女は世界滅亡のノルマがこなせず、〆切前の絶体絶命。
起死回生の魔法のカクテルをつくらんとするところへ、猫と鴉が立ち向かう。
悪いけど憎めない、愛嬌ありでなによりのキャラ揃い。ちょこちょこ風刺、自虐が
効いた小ネタをまぶして、大人も子供も飽きさせず。
環境破壊と岸ップチの地球と人間が題材だけど、下っ端の虐げられた可哀想な者達
ばかりで勧善懲悪のおとぎ話とはならず。身につまされる世知辛いとこがちょっと
スパイシー。
役者は、飛沫防止のフェイスシールド、または衣装で工夫。有起哉さん、あめくさん
の若くはないコンビのこなれ具合がいい味。松尾さん、森下さんの可哀想ぶいもまた
花王さんの出演が貴重、気が抜け具合が神がかりで素敵に聖人。
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