＠下北沢 駅前劇場(2020/11/12-15 7ステージ)
予約3000円 当日3500円
脚本・演出：大谷皿屋敷
舞台監督：本郷剛史 舞台美術：袴田長武 照明デザイン：中西美樹
照明操作：堀米つばさ 音響：大嵜逸生 小道具：なべお、たなか、
油絵博士（ウレタンを工夫工房） 映像・映像操作：杉浦仁輝
配信：高畑陸（コントグループ「シル」/CHARA DE）、井上亮二（CHARA DE）、
川村大樹 当日運営：星野花菜里（コンプソンズ）
当日スタッフ：末岡千尋、加茂恵代 記録写真：塚田史香
主催・制作：劇団「地蔵中毒」
出演：
かませけんた
三葉虫マーチ
東野良平
hocoten
立川がじら[志らく一門]
鈴木理子
フルサワミオ
佐藤一馬
佐々木タケシ
阿比留丈智[劇団チャリT企画]
川舩晃平[参画ノマド]
ごどう[コントグループ「シル」]
田中渚[日本のラジオ]
神谷圭介[テニスコート]
映像出演：
関口オーディンまさお
うちやまきよつぐ[演劇らぼ・狼たちの教室]
2020/11/14(土)晴 2:03-3:53PM(1'50)中段中央 客席満員(70人）
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。間隔開けて千鳥配置、前3列がe+（30席）、
4列が当日精算。最前列はフェイスシールド着用。開演前に諸注意なんだかは
関口さんから。折り込みパンフ A5 3ページ。
5月に中止になった公演のリミックス版とか。
舞台。和風の建て込み。下手にアンティークなキャビネットは旅館フロント。壁に
襖障子や棚、下手によしずと盛り土、スコップとか。土地壁が紋様衣装。床、客先
側にひまわりの植え込み、後方一段高く畳座敷。正面外も植え込みあり。
小道具のみならず、大道具も今回凝っていて、下北沢進出って印象。
お話。頭皮剥き（ずひむき）という県の寒村。小さな旅館には5年に一度のご神体
ご開帳イベントがため、観光客？！が集まっている、のか。
予測変換ができない、ナンセンス台詞がいつもながらの面白さ。行間のない虚無の
洪水な荒々しさに痺れるねこ。小劇場演劇隆盛の頃を思い出しちゃうなあ。
荒くれには詩情が伴ったり、今回は母への思慕、寂寥感とか、しがちだけど、
表立たず有意でないのが清々しい。プログレから渋谷系まで、多彩な選曲には
楽しい驚き。人間もどき役hocotenさんが常に先をいっていて、置いつけない凄さ、
楽しさ。静かな強者役三葉虫マーチさんのさりげない圧がいい。『テニスコートの
神谷圭介』の無自覚に厚かましい部外者ぶりが愉快。
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