＠初台 新国立劇場オペラパレス(2021/05/02,04,05,08 4ステージ)
無料
振付：ローラン・プティ 音楽：レオ・ドリーブ
芸術アドヴァイザー/ステージング：ルイジ・ボニーノ
美術・衣裳：エツィオ・フリジェーリオ 照明：ジャン＝ミッシェル・デジレ
指揮：冨田実里 管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団
制作：新国立劇場
出演：
小野絢子：スワニルダ
渡邊峻郁：フランツ
山本隆之：コッペリウス
2021/05/08(土)晴 2:02-4:00PM(41/休28/47) 視聴4.3万人
緊急事態宣言を受け、一時中止となるも、全キャスト無観客ライブ配信に（しかも
無料）。全キャストを観られるという滅多にない機会。組み合わせもいつもと違うし
お楽しみましまし。本日は、チケットをとってた小野絢子・スワニルダの回。
お話。怪人・コッペリウス博士は、器量よしのスワニルダに気があるらしい。
博士自作の自動人形・コッペリアは彼女にそっくりという、ピグマリオンぶり。
そんな博士を悪戯なスワニルダらはからかい。落した鍵で入った屋敷で遊び放題。
そんなスワニルダの気がかりは、恋人フランツがキューティ・コッペリアに
心引かれてるらしいことで。
お茶目／奇妙振りなど楽しいプティ版。ハッピーの後にシニカルなコッペリウス博士
のラストと一筋縄でいかず、面白いところ。小野絢子・スワニルダ。ソリッドで
かっこいい、表情演技が豊かで、勝ち気な江戸の町娘な体なのもいい。
渡邊峻郁・フランツ。腰のくびれが爽やかセクシー。すっとキレイで小気味いい。
グランジュッテ、軽やかで高い。山本隆之・コッペリウス。年の功？なダンディさ、
かっこよさ。痛ましいラストもささくれず、哀切感に転じ。
他の回。初日（米沢唯／井澤駿／中島駿野）スワニルダ、コケティッシュでプリプリ。
コッペリウス、老けメイクも活き活き若やぎ。愛情のほどをストレートに感じさせ。
2日目（木村優里／福岡雄大／山本隆之）スワニルダ、天然入った愛らしさと
爽やかさ。フランツ、ちょい悪で男前。
3日目（池田理沙子／奥村康祐／中島駿野）は、ストレンジシードで観られず。
池田・スワニルダ、観たかったなあ。
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