＠横浜 KAAT神奈川芸術劇場アトリウム 特設劇場(2021/5/15-06/06 11ステージ)
データは第一部レポート参照
2021/5/14(土）晴 6:03-8:12PM(2`08)奥側中段 客席ほぼ満員(140?人)
客層：一部同様。
客入れ：一部同様。カーテンコール、拍手鳴りやまず、スタオベありで2回。
そののち規制退場。
お話。老いて衰えていく三吉。愛弟子を亡くし、次女は嫁いでいくという仕打ち。
嫉妬に駆られ、名人に勝った弟子森川へは心にもないことを言ってしまう。しかし
純真な三吉は反省。得心するし、謝罪もきちんとする。名人を前に悔しくて号泣
する。愛された男は静かに幕を閉じてゆく。
大堀さんのこれまでのダイジェスト一人芝居がいよいよ凄い。客席を温め、ウエル
メイドな終章へと。苦しくても面白いと、将棋人生を振り返る枯れゆく三吉・転球。
小さくなって寂しくも愛らしい。姉妹2人の人生にスポット、姉・江口さんの舌鋒
ますます冴え、人生いろいろと面白く。弟子森川・福本さん、ここにきて、物語
の設定を越えて輝き、魅力増し。初演から再びの清々しい気持ちを感じるねこ。
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