＠静岡 駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場(2022/05/02-05 4ステージ)
全指定 一般4200円 ペア割引3700円 グループ割引3300円 ゆうゆう割引3500円
学生割引［大学生・専門学校生］2000円 高校生以下1000円 障がい者割引2900円
台本・演出：宮城聰 翻訳：月本昭男（ぷねうま舎刊「ラピス・ラズリ版 ギルガ
メシュ王の物語」） 音楽：棚川寛子 人形デザイン：沢則行
美術デザイン：深沢襟 照明デザイン：占本有輝子 衣裳デザイン：駒井友美子
ヘアメイク：梶田キョウコ 対位法プラン：寺内亜矢子
舞台監督：山田貴人 演出捕：中野真希 演出部：小川哲郎、藤代修平
音響設計：牧嶋康司（エスーシー・アライアンス） 音響操作：澤田希乃
音響：望月愛美（エスーシー・アーフイアンス）
照明操作：花輪有紀 照明：神谷怜余、水野ヒカル
美術・人形制作：深沢襟、佐藤洋輔、吉田裕梨、塚木かな、鈴木唯恵
美術担当：吉田裕梨、星野唯夏
衣裳制作：清千草、佐藤里瀬、山水佳奈、牧野紗歩、梅原正子、駒井孝子
ワードローブ：駒件友美子、山水佳奈 ヘアメイク：高橋慶光
制作：大石多佳子、高林利衣、入江恭平
文化庁委託事業「令和一年度戦略的芸術文化創造推進事業」
主催：文化庁、ふじのくに野外芸術フェスタ実行委員会
制作：ふじのくに野外芸術フェスタ実行委員会
製作：ＳＰＡＣ静岡県舞台芸術センター 協力：静岡市
出演（Ｓ＝語り手／Ｍ＝動き手／Ｐ＝人形操演）
ギルガメシュ：阿部一徳（Ｓ）／大高浩二Ｍ）
エンキドゥ ：吉植荘一郎（Ｓ）／大道無門優也（Ｍ）
アヌ ：舘野百代（Ｓ）
狩人 ：石井萠水（Ｓ）／大内米治（Ｍ）
狩人ノ父 ：関根淳子（Ｓ）／百島豪（Ｍ）
シャムハト ：片岡佐知子（Ｓ）／森山冬子（Ｍ）
片者 ：佐藤ゆず（Ｓ）／吉見亮（Ｍ）
蠍人間 ：貴島豪・森山冬子（Ｓ）／桜内結う・山本実幸（Ｐ）
ウルシャナビ：鈴木陽代（Ｓ）／沢則行・桑原博之（Ｐ）
ウトナヒシュティム：本多麻紀（Ｓ）／榊原有美（Ｍ）
フンババ ：大内米治・百烏豪・佐藤ゆず・舘町自代・吉見亮・沢則行・桑原博之
2022/05/03(火)晴 6:35-8:24PM(1'49)下手中段 客席ほぼ満員(570人)
客層：大人寄りの町内会。女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。雛壇15列。席番号のプラカード
を掲げて親切。当日パンフ A4短冊。カーテンコール3回後規制退場。
舞台。駿府城の庭園、漆喰壁を借景。グラファイト色のＬ型パネルがいくつか。
お話。暴君と呼ばれたウルクの王・ギルガメシュ。森に住む自然児・エンキドゥと
戦いを経て融和、穏やかで国民に愛される王に成長する。都市を拡張するため、
レバノン杉が必要となり、森の番人であるフンババを躊躇するエンキドゥに共に
戦うことを願い、勝利する。しかし、神々から罪が下り、エンキドゥは命を失う。
これをきっかけに死を強く意識し、恐れるようになり、永遠の命を求める旅にでる
のだが。冒頭、舞台あらすじをざっとコミカルに紹介、親切。
動く絵本の楽しさ。見立ての布、組み合わせパネルや人形を使い、今回墨？絵の
ライブペインティングを加えて、想像をより誘って拡げ。パフォーマの身体表現は
シンプルも判りやすく、お家芸のパーカッシブ(木琴結構）な音楽と合わせ、
生のライブ感がある豊かなものとし。物語は刈り込み、ギルガメッシュとエンキドゥ
の友情と悲劇を中心、砕けた現代口語の説明で親しみやすくし。2人の道程や休息を
繰り返し語り入れて、「日常」の中で描いてる感でなお。ラストは駿府城内漆喰壁の
借景を物語のウルクと重ね、静岡と私たちの日常に結んで印象深し。
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