＠静岡 静岡芸術劇場(2022/05/03-04 2ステージ)
全指定 一般4200円 ペア割引3700円 グループ割引3300円 ゆうゆう割引3500円
学生割引［大学生・専門学校生］2000円 高校生以下1000円 障がい者割引2900円
作：ファブリス・メルキオ 演出・舞台美術・衣裳・出演：オマールーホラス
演出助手：ドメニコ・カルリ 外部からの視点：アレクサンドル・エテーヴ、
フィリッフ・カール 作曲：エマニュエル・ナッヘイ
音楽監督・ピアノ：セドリック・ヘシア 振付コラボレーション：伊藤郁女
小道具：レオ・ヒッチレッリ 照明：オマール・ホラス、マルク＝エティエンヌ・
デスフラン、写真：アリアーヌ・カットン・バラボー
舞台監督：ガブリエル・スクレナー 音響マネージャー：エマニュエル・ナッヘイ
照明マネージャー：マルク＝エティエンヌ・デスフラン 製作：アム・ストラム・
クラム劇場、ＴＫＭクレペール＝メロー劇場
助成：（ＴＫＭに対し）ウォー州、ローサンズ市、ルナン市ほか西ローザンヌ自治体、
サンドース財団、レーナール財団。ウォー州ロトリー・ロマント、ミグロ「文化の
ための１％」、ミシャルスキー財団、カジノーバリエール財団 （アムーストフムー
ゲーフム劇場に対し｝ジュネーヴ市、ミクロ＝ジュネーブ・カルチャー・サービス
2022/05/03(火)晴 2:05-3:26PM(1'20)前方中央 客席9割？(350人？)
客層：大人中心に3世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。当日パンフ、終演後配布。
プレトーク10分 横山義志 ラテン語で、コロンブスは鳩。アメリカを発見した
コロンブス。可愛い反面抜け目がない、侵略者の面があり複雑。学歴社会の
ヨーロッパ演劇界では珍しい。スイスのジュネーブは家賃が世界有数の高さ。
でも空き家は多くて、勝手に借りる運動がある。拠点となる劇場もそうで、
後に新劇場を行政と立ち上げる時には、取り締まりの当事者通しが協力すること
なった。今日の作品は自伝的だが演出は別。内戦が40年続いて生まれたときから
戦争、今も貧富の差は酷い。作家の夢からできた作品、言葉や哲学と出会い、希望を
見いだす、三度見たが力をもらえる作品。
舞台。展開に連れ、中央に低木1 、上手に腰掛け岩。
お話。貧しく愛にも余裕がない家に生まれ、道化とよぱれ、軍隊に入るも展望は
開けず。そんなある日、本屋でニーチェの言葉と哲学と出会い、店主が語るパリに
憧れを抱く。そんな作家の少年期の物語。
苛烈な境遇もユーモアを欠かさず、自虐さえ嫌みならず、明るくリズミカルで詩的な
言葉と場で描いて素敵。よく動く、観客に話しかけて盛んに交わす、人なつっこくて
プリティーなおじさんなり。人と演劇への愛、亡き姉の天使を上演する世界中の劇場
で現すと決めたとか涙腺にくる。ビジュアル、染め上げる赤、降る流砂（天使？）が
綺麗、アンバーのスポットと闇の暖かな感触も○。幸福になるための力をギフトして
もらった感があるねこ。
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