＠渋谷 BUNKAMURAシアターコクーン（2022/11/23-12/18 ステージ）
全指定 S11000円 A9000円 コクーンシート5500円
＠京都 ロームシアター京都メインホール 12/23-29
作・演出：松尾スズキ[大人計画]
音楽：松尾スズキ、城家菜々 美術：石原敬 照明：大島祐夫 音響：藤田赤目
衣裳：安野ともこ ヘアメイク：板垣実和 映像：上田大樹 所作指導：藤間貴雅
振付：振付稼業air:man 文芸部：河井克夫 演出助手：大堀光威／溝端理恵子
舞台監督：榎太郎 宣伝イラスト：松尾スズキ 宣伝美術：榎本太郎
企画・製作：Bunkamura
出演：
阿部サダヲ：津田万治（売れない小説家）、霊能者、先占斉
間宮祥太朗：長谷川葉蔵（万治の弟子。豪商の三男坊）
江口のりこ：オシダホキ（津田家女中）、オツヤ ほか
吉田羊 ：津田数（万治の妻）、オケイ ほか
皆川猿時 ：大名狂児（万治の幼なじみの小説家）、軍曹、米軍将校
村杉蝉之介：強張一三（葉蔵の世話係の番頭） ほか
笠松はる ：神林房枝（女優） ほか
町田水城 ：宵ノ市、吾妻少尉、鶴市ほか
見上愛 ：持栄恵、喬太郎、劇団員2、お滅 ほか
井上尚 ：渡辺満貫、数の前夫、劇団員1、米軍兵士1、新堀儀太郎 ほか
青山祥子 ：オカメ、劇団員3、百姓女 ほか
中井千聖 ：おたね、女給ほか
八木光太郎：直太、だいはち、劇団員4、車掌、米軍兵士2、番頭 ほか
橋本隆佑 ：極実、共産党ゲリラ、米軍兵士3 ほか
河井克夫 ：有坂奇獣、三味線弾き ほか
2022/11/24(木)晴 6:00-9:28PM(1'25/休20/1'42)1F後方 客席満員(740人)
客層：2世代、20-30才代とベテラン。女性9割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。当日パンフなし。物販。戯曲本。パンフ A4
2000円。終演9:27PM カーテンコール3回後規制退場。
2年振り松尾スズキ新作。
舞台。引き幕、持ちこみ式座敷ら、芝居小屋めき。
お話。戦前からの売れない作家・津田万治、中身の無い男とその弟子の悪あがきと
巻き込まれる女達とのすったもんだ。
「私小説」＠昭和を濃く、折々で奇天烈、ギャグめきながら描く、松尾スズキ流
評伝劇。男と女の間に文学、小説家達と弟子の間に文学賞があって狂う。戦争に
襲われてカオスの度合い増すという。滅茶のようで時代に沿った人物と展開を
してて、その中で中身のない男と、疎外され続けるその妻の関係性というのは
一際闇を覗くよう。そんなこんなでいちいち面白いのだけど、怖くもあるねこ。
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