＠渋谷 Bunkamuraシアターコクーン（2022/08/07-28
19ステージ）7-11m中止
全指定 S席11000円 A席9000円 コクーンシート5500円
＠京都 京都劇場 9/3-6
作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ[ナイロン100℃]
音楽：鈴木光介 美術：BOKETA 照明：関口裕二 音響：水越佳一
映像：上田大樹 衣装：伊藤佐智子 ヘアメイク：宮内宏明
振付：スズキ拓朗[CHAiroiPLIN／コンドルズ] 演出助手：相田剛志
舞台監督：福澤諭志 宣伝美術：はらだなおこ 宣伝イラスト：おぎさわら
エグゼクティブ・プロデューサー：加藤真規 制作：石井おり絵
主催／企画・製作：Bunkamura、キューブ
出演：
瀬戸康史：米田彦造(助造の兄）
千葉雄大：有谷是也（米田助造）(劇団員）、田舎から出てきた男
勝地涼 ：大和錦(劇団員）、会社員
伊藤沙莉：秋野撫子(劇団員）、田舎から出てきた女
大倉孝二：多々見鰯(劇団員）、多々見走、会社員
緒川たまき：山吹トリコ(劇団員）、ホステス
山内圭哉：森南国(劇団員）、傷痍軍人
マギー ：マルさん（ラーメン屋「東々亭」の店主）、旅館の番頭
伊勢志摩：ママ（座長の妻）、洋服屋の店員、記者のアシスタント、ホステス
廣川三憲：川端康成、貸本屋を訪れる男、記者、バーテンダー、医者、スター俳優
神谷圭介：野本ケッパチ(劇団員）、根岸（テレビ局のアシスタント・ディレクター）
犬山イヌコ：服部ネジ子(劇団員）、洋服屋の店員、居酒屋の店員
温水洋一：青木単一(劇団員）
山西惇：座長（鶴田万角）、麻薬売人、電器屋の店主、貸本屋の客、洋服屋の店長、会社員
ラサール石井：山屋トーキー(劇団員）、斉藤（テレビ局のプロデューサー）
銀粉蝶：蛇之目秀子（三角座の興行主・座長の前妻）、貸本屋の女将、居酒屋の女将
松雪泰子：鈴木初子(貸本屋・劇団手伝い）
映像出演：：長谷川朝晴 坂田聡 六角慎司
2022/08/17(水)曇 6:30-10:16PM(2'02/休20/1'22)2F下手 客席ほぼ満員？(720？人)
客層：2世代、20-30才代女性最多、女性7，8割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。当日パンフなし。物販。パンフ A4 2000円。
10:14PM終演、カーテンコール2回後規制退場。
KERA書き下ろし新作。
舞台。可動式商店街、劇場内、旅館ロビー。
お話。高度成長期始まり、昭和32年の東京・新宿。三角座の喜劇劇団を中心とした
悲喜こもごもの人間模様。
コンプライアンス前提でないスパイシーな時代物。破天荒で型破りな面白さと、まま
ならぬ悲惨、悲哀さのコンビの妙。濃淡あれど、登場人物達が胡散臭くキャラめいて
○。大胆で臆病、笑いへの執着が異様に強く、怖くて愛おしい。案の定、行く末は
不幸まみれだけど、小さな幸せを折々で挟んでこれが格別で貴重。笑いそのものは
削がれた舞台で生臭さや重みなく、おかしみをまぶして描くさじ加減は流石。
役者さんは個々個性を発揮して楽しませてくれ。笑いがわからない役の瀬戸さんが
ずるいほどに愉快。映像とステージングが凄い、2F席だと床照明が全部見て取れて
より楽しめた感。
[月間一覧］