＠池袋 東京建物 Brillia HALL（2023/03/10-28 21ステージ）休演3/11,14,21
全指定 S席14000円 A席11000円 ヤングチケット2200円
＠大坂 COOL JAPAN PARK OSAKA・WWホール 4/13-5/1 19ステージ
原作：ウィリアム・シェイクスピア(松岡和子翻訳版「オセロー」ちくま文庫より)
作：青木 豪 演出：いのうえひでのり 美術：池田ともゆき
照明：原田 保 衣裳：西原梨恵 音楽：岡崎 司 振付：川崎悦子
音響：井上哲司 音効：末谷あずさ、大木裕介 殺陣指導：田尻茂一 川原正嗣
アクション監督：川原正嗣 ヘア＆メイク：宮内宏明 小道具：高橋岳蔵
特殊効果：南 義明 映像：上田大樹 大道具：俳優座劇場 歌唱指導：右近健一
演出助手：山﨑総司 舞台監督：芳谷 研 宣伝美術：東 學 宣伝写真：? 忠之
宣伝・web：ディップス・プラネット 宣伝：長谷川美津子、寺本真美、森脇 孝
制作協力：サンライズプロモーション東京 制作助手：坂井加代子、中谷佑子
制作デスク：高畑美里 制作：辻 未央、伊藤宏実、高田雅士
プロデューサー：柴原智子、堂本奈緒美、古田直子
エグゼクティブプロデューサー：細川展裕、藤島ジュリーK.
主催・製作：ヴィレッヂ 東京グローブ座 企画：ヴィレッヂ、劇団☆新感線
出演：
三宅 健：亜牟蘭オセロ あむらおせろ（沙?組 若頭筆頭）
松井玲奈：亜牟蘭モナ あむらもな（町医者の娘）
粟根まこと：三ノ宮一郎（市議会議員 モナに横恋慕）
寺西拓人：汐見 丈 しおみじょう（沙?組 若頭補佐）
高田聖子：沙?アイ子 さおうあいこ（沙?組 先代組長の未亡人）
右近健一 ：梅桜康二
河野まさと：紋田典良
逆木圭一郎：村板勝/花月福太
村木よし子：赤穂樹里絵/アケミ
インディ高橋：官原文人/犬村真曽雄
山本カナコ：江田チエ
礒野慎吾：谷河拓郎
中谷さとみ：有園エミ
保坂エマ：村泉ユキ
村木 仁：赤穗八一
川原正嗣：布引寿男
武田浩二：妻方弘志
藤家 剛：観音組組員/赤穂組組員/漁師 他
川島弘之：木葉真吉/赤穂組組員/漁師 他
菊地雄人：ウェイター/観音組組員/赤穂組組員 他
あきつ来野良：宍出/赤穂組組員/漁師 他
藤田修平：観音組組員/赤穂組組員/漁師 他
下島一成：観音組組員/赤穂組組員/漁師他
岸波紗世子：ウェイトレス/ホテルスタッフ/コーラスガール 他
髙橋優香：ホテルスタッフ/コーラスガール/島の女他
工藤頌子：看護師/コーラスガール/島の女 他
毛利アンナ可奈子：SM嬢/ホテルスタッフ/コーラスガール他
2023/03/15(水）晴 2:00-5:45PM(92/休22/106)1F中段上手 客席9割？（1000人？）
客層:2世代、女性9割。
客入れ:感染対策。検温、手指消毒。最後尾に空席、3Fは不使用？当日パンフは
WEB上。物販。パンフB3 2500円、トートバッグ、Ｔシャツ、手ぬぐい。
カーテンコール演出1+3回、最後はスタンディング。後方から2列毎規制退場。
2011年初演。「オセロ」を関西やくざ世界に翻案、映画上演の美術趣向にて。
冒頭、コンプライアンスで悩む作家青木が陰登場、時代感覚の断りを笑いとも示し。
舞台。やくざ事務所、島のホテル、海を見渡せるデッキなど。イラスト風CGは
初演同様で柔らか味のムードを醸し出し。
純情と悪意のコントラスト強く、共に際立ち、がつんときたねこ。殺伐とした闘争
場面を、狂言回しとソウルフルな歌唱でバランス。タイトルロール・三宅さんは
カッコいいのかカワイイのかと弄られ、キレイ女子・松井さんとは角砂糖多すぎ
ですよなラブリーなやりとり。ピエロ役の粟根さんはモノになったり、扮装するのと
劇団お家芸を一身に負って奮闘（拍手）。苦労人の歌姫・山本カナコさんの歌唱が
たっぷりで嬉しいところ。
悪意は虐げられた歴史と恐れを根底において、今に生々しく迫り。闇堕ちした
高田さん演じるアイ子が恐ろしく、そして堪らなく哀しい。古参の劇団員達が
前面にでて活躍、久々に劇団公演をみた感あり、嬉しく思うねこ。
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