＠新宿 THEATER MILANO-Za(2023/06/05-07/02 33ステージ)休演6/8,13,20,27
全指定 S 12000円 A 9500円
＠大坂 大阪新歌舞伎座 7/7-17 12ステージ
原作：映画「パラサイト 半地下の家族」 台本・演出：鄭義信
音楽：久米大作 美術：池田ともゆき 照明：増田隆芳 音響：藤田赤目
映像：ムーチョ村松 衣裳：半田悦子 ヘアメイク：宮内宏明
擬闘：栗原直樹 演出進行：松倉良子 舞台監督：北條孝、篠崎彰宏
宣伝美術：榎本太郎 宣伝写真：伊藤大介 宣伝衣裳：森保夫
宣伝ヘアメイク：宮内宏明 企画・制作：［Bunkamura］
エグゼクティブ・プロデューサー：加藤真規 チーフ・プロデューサー：森田智子
プロデューサー：松井珠美 制作：石井おり絵 制作助手：川越ひかる
票券：越林恵美、小野茜、金子純恵
［SUMOMO］エグゼクティブ・プロデューサー：李鳳宇
版権コーディネート：木下愛子
［レプロエンタテインメント］エグゼクティブ・プロデューサー：本間憲
プロデューサー：佐々木弘毅 制作：藤本綾菜 広報宣伝：川辺鉄矢、宇都宮桃子、
原田七海
出演：
古田新太[劇団☆新感線]：金田文平
宮沢氷魚 ：金田純平（文平の息子）
伊藤沙莉 ：金田美姫（文平の娘）
江口のりこ[劇団東京乾電池]：金田福子（文平の妻）
山内圭哉[Piper]：永井慎太郎（建設会社社長）
恒松祐里 ：永井繭子（慎太郎の娘）
真木よう子：永井千代子（慎太郎の妻）
キムラ緑子：安田玉子（永井家の家政婦）
みのすけ[ナイロン100℃]：安田春生（玉子の息子）
青山達三 ：安田洪吉（玉子の父）、どん詰まりの町の人
山口森広[ONEOR8]：佐々木勉（永井家の運転手）、どん詰まりの町の人他
田鍋謙一郎：どん詰まりの町の人他
五味良介 ：どん詰まりの町の人他
丸山英彦[デス電所]：どん詰まりの町の人他
山村涼子 ：どん詰まりの町の人他
長南洸生 ：どん詰まりの町の人他
仲城綾 ：どん詰まりの町の人他
金井美樹 ：どん詰まりの町の人他
2023/06/15(木)小雨 6:00-8:52PM(66/休21/81)1F前方下手 客席9割？(800？人)
客層:大人より2世代、女性8割。
客入れ：感染対策。検温なし手指消毒任意。当時パンフなし。通常客席。
物販。パンフ B5 2000円 Tシャツ3500円 クリアフォルダ、エコバッグ。
開演20分前から町の住人が板付き、往来。カーテンコール3回3分、最後はスタン
ディング。
2019年韓国のブラックコメディ/ホラー映画「パラサイト 半地下の家族」の舞台化。
舞台。バラック然としたトタン屋根の靴工房。作業台、業務用ミシン2、壁に棚、
冷蔵庫。屋外にビールラック椅子。背景に大堤防と上に上がる階段。
盆を廻して高台の高級住宅リビングに転換、後半は地下室が加わり。
お話。90年代神戸、大震災前年の暮れから始まり。憂き目をみる金田文平が営む
ゴールド製靴。富裕層の家庭教師に経歴詐称でありつけた長男は、さらに悪知恵を
働かせ、家族もろとも、その家に足を踏み入れる計画を立てる。
災禍後に拡大する非情な格差、憤りを盛り込み、否応なしに沸き上がるモノがあると
いう、今日の演劇とし。えげつないとも思うけど、喪失と再生の、原作そのままの
ラストの方は感動ひとしお。家族の結びつきをより強く前面にした印象。原作にない
地下室の住人構成はまさに。3つの家族ともキャラバラバラだけど、独特の結びつき
は確かに感じさせ。カーテンコールまで続くし。笑いを結構まぶす、笑えなさそうな
ところもする、関西仕様？！新喜劇？！。人として強いという、懐が大きいものを
感じさせ。一番大きな拍手があがっていた、家政婦・キムラ緑子さん。お茶目から
断末魔まで清々しく、直球で胸に響き。いるだけでも味がある2人、古田新太さん、
江口のりこさん。それぞれに闊達、愛嬌もある子供、宮沢氷魚さん、伊藤沙莉さん。
サービスを欠かさない大阪人、山内圭哉さん。最初誰だかわからなかったので驚きの
みのすけさん。
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