[前頁] [ホーム] [一覧]

 清水宏 日本スタンダップコメディ協会presents
 スタンダップコメディサマーフェス2023「多様性ナイト〜差別をぶっ飛ばせ!〜」

 @下北沢 小劇場楽園(2023/07/18-23 8ステージ)
 全自由(整理番号付き)前売4000円 当日4500円 中学生以上高校生以下1000円

 MC:清水宏

 2023/07/22(土)晴 5:00-7:03PM(2'03)前方 客席ほぼ満員(50人)
 客層:2世代、女性7割。
 客入れ:感染対策。検温なし手指消毒任意。通常の2面客席。開場時数人、ゆったり
 埋まり。当日パンフなし。カーテンコール1回。

 回替わりテーマのスタンダップコメディ フェス。今回のテーマは初とか。いろいろ
 言われるが、まずこっちが面白いものを見せてやろうと心づもりとか。

 ・栗林まんぞう[劇団どろんこプロレス]障害を笑い飛ばすスタンダップコメディアン

 半生で出会った差別、心の器がでかいからここまでやれた。演劇の間口は広い、
 受け入れてくれた、保証はないけど。距離を置かないで!、今日の話をだれか脚本に
 して。と、さらっと笑いのうちにオチ。 上面でない優しさの体験話でほろりさせ。

 ・しらいわよしこ 障害をもつ息子を持つシングルマザー
 しゃべれない息子の分をしゃべってたら、スタンダップコメディになってました。
 行政の福祉担当から受けた言葉。居るだけで幸せと客席から息子を呼び出し、
 しゃべれない息子のスタンダップコメディを通訳。差別と偏見とは闘っていない息子
 でした〜。 愛ある世界に笑い、ほろりさせられ。
 
 ・ぜんじろう 不謹慎
 ヨーロッパツアー中に受けた凄い差別、苦労、自分も間違うと笑いのうちに紹介。
 オランダ人と日本のことで現地の教育が日本と違っていること〜多様性のこと。
 
 ・のぐち和美[青蛾館]ジェンダーを超える演劇人
 海外公演もあった公演の楽屋別けで受けた差別。仲間の演劇人、プロデューサーは
 抗議の声を上げてくれたが、自分はなし崩しに。自分では闘わなかったことがずっと
 しこりになって残っていた。直前まで出演してた同じ演目の舞台では身構えていたが
 個室でした(ちゃんちゃん)。 知られざる世界、心情は私達と同じ、沁みた。

 ・くろさきみね レズビアンのスタンダップコメディ1年生
 レズビアンエステ体験記。びびりと嵌まり。客席にエステ代表のお姉さんが来てて
 紹介。

 ・清水宏
 多様性に誰が反対しているのか。50代の男性。自分の首を絞めてる。LGBT、詰まる
 ところ誰とセックスするのか。人のセックスに文句言うな。心の中に認めてくれる
 人が居ない、つまらない奴ら。時代劇に外国人が出ていたらどう思うかというが、
 面白いじゃないか観たいよ。で、アフロアメリカン総出演での「一休さん」予告編。
 今回も舌鋒鋭く、得心がいき、予告編をやっちゃうのが素敵。

 ・ゲストトーク ミョーチョーチョー 難民申請中のミャンマー民主化運動家
 杉山聖子 入管収容者問題を考えるソーシャルワーカーネットワークで活動
 聞き手 清水宏
 ミャンマーを逃げたわけ。日本での抗議デモ、警官達が見守っていることに感動し、
 日本で活動しようと決めたこと。17年間難民申請をしているが、認められない。
 入管は国に返すことが前提、なぜそうなっているのか。私達がどうタッチできる
 のか。
 生の声で現実を知ることができて感謝。選挙投票、知ったことを広めることの大事を
 改めて受け止めるねこ。


[月間一覧