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 勅使川原三郎ソロダンス 「BONES IN PAGES」

 @桜木町・青少年センター (1994/9/24-25 2ステージ)
 構成・振付・美術・照明・出演:勅使川原三郎

 1994/9/25(日)5:10-6:00PM 晴  ほぼ満席(1000?)

 解釈は??。好きなとこだけ、ちと印象を。
 急坂登って、始めてのホール。ミニ東京文化(大)ってとこ。S40年ころ?の
 モダンさ。響かず、詰まらずのアコースティック。階段席で見易い。開場時間
 まで、二階のこども科学館に。MACで、音楽鳴らしたりして暇潰し。

 目につくインスタレーションは。中央 _||_形アクリル衝立それぞれに、分断
 された椅子とテーブル。と、鴉(あとで、生きてる本物と気が付いた)。
 下手壁一面、舞台後方一面は、紙束(本)。上手壁際、床一面は、黒い皮靴。
 
 前半、ノイズ->ストリングスな音楽の、は(前回思い出し)同じような・・と。
 中盤、スポットの中、紙を巻き散らし->下手壁に張り付き->静止の間は、緊張。
 次にどう裏切ってくれるか、期待してるねこ。その後、舞台奥、薄明かりの中、
 影を煤とし、まるで黒い蝋燭火かのように、揺らぐ。人から遊離したような、
 なんとも知れない感じに、ぞくぞく。終盤、靴を巻き散らす冒頭、逆光での立ち
 姿も、剛な力強さを感じ、印象にのこる。

 鴉は、野放し。動きを、期待と不安で追う。演出罠にすぐハマルねこ。
 よく振付けて(仕込んで)いるのは、驚き。床に降り立つ時の、ダンスとのタイ
 ミングの良さ。カーテンコールでは、絵になるポーズ(?)。飛んだりとか、
 ぶち壊しをしない賢さ。数年後の記憶は、この鴉のことになるかもしれない。
 うーん。