天然ロボット「いごこちのわるいへや」(1話)「くろねこのはなし」(2話)
＠新宿・タイニイアリス(1997/4/28-30 4ステージ) 全自由前売り2300当日2500
作・演出：（クレジットなし） 出演：カイ サクラ、コイデ メグミ、スズキ トモミ、
マツオカ ノリコ、ユザワ コウイチロウ
1997/4/29(火)晴れ 2:15-4:40PM(休憩15) 最前列から 客席７割(60人)
客層：20歳代中心。関係者多そう。客入れ：開演15分前入場、外暑いから早く
入れてほしかったねこ。
休憩を挟んでの２話構成。相互の関係はなさそう。
舞台。１話。明るくポップな色調。フローリング床。周囲には蛍光色枠の屏風な
ついたて。中央の椅子、にジャム、と黄色電球。中央、寝ているぬいぐるみ。
２話。白い壁と闇。上手奥には吊り下げられた20本のラムネ瓶。
お話。１話。だれかしら、接待の準備をする男。手伝いの女の子達がつくった、
客人の好物のジャムは上手くできない、彼女らもきかない。と、どたばた。
２話。人に不幸を運ぶ黒猫クロ。不幸の数が最近ふるわないクロ。親方様に
叱られるも考えあってのこと。白猫になって幸福を運ぶ大望。一方に、兄妹。
兄は妹を愛し、独占の気持ちが芽生えてる。とある日、妹は失踪。ペンキで
白猫に変身したクロと出会っていたのだ。愛し合う２人。でも、見かけは白くても
黒猫なクロは、少女に不幸をもたらしてしまって・・。
前回作はロリポップな美術、やりたい放題な女の子と幽閉された男との交流話で
喧噪と静寂な二つの味わいだった。今回もキュートな衣装や美術にこだわりあり。
お話は寓話な味わい。女の子達がおっとりというか、浮いた感触でかわいく、
面白い。お話の厳しさがやわらぐようで○。特にぼーとした役所の子が愛らしい。
彼女は、前回も同じような感じだったかな。
ゆったりした芝居のせいか、中途うつらつら。半分くらいの上演時間のが助かる
ねこ。
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