＠ザ・スズナリ(2006/4/19,21,22,24,25,27,28 7ステージ)
データは「五人の紳士」レポート参照
作：竹内銃一郎 演出：柄本明
出演：
ノゾミ：作間ゆい（宮田早苗,沖中干英乃,吉川靖子,矢澤康子,重村真智子,鈴木美紀）
アキラ：西村喜代子（中村小百合,松元夢子,仲尾純子,上原奈美,高田恵美）
星川：工藤和馬（西本竜樹,嶋田健太,岡部尚,本山彦次郎,山地健仁,西田清史）
2006/4/29(金)晴 5:02-5:43PM(41) 後方中央 客席4割(60人)
客層：中年層最多、和服美人含む男女半々。
客入れ：平日半端時間帯につき、ゆる客席。無料ティッシュとDVDチラシを入口で
配布。10年後にプレミアがつくことを思えば安い、とDVDをＰＲ。カーテンコール
1回。
94年初演＠こまばアゴラ。さまざまな劇団で上演されてきた佳作。
舞台。一面の布の海原。枕、電話、CDラジカセがおかれ。上手奥のブラインドに
エッフェル塔のシルエット画。
お話。口喧嘩しながらも、パリ観光を夢想する姉妹。否応なく思い出される隠遁の
現実。
嘘と本当、シリアスと間抜けが共にあるおかしさ哀しさ。悲惨な現実でパリの夢語り
語りながらしょうもない喧嘩沙汰の姉妹。姉妹の悲惨な顛末に憤り、しかし止まらぬ
鼻水が情けない借金取り。とか、皮肉な味わいがらしく○。演技はニュートラル、
時折ヒステリック。高揚後、さらっと流す脱力ぶりがおかしいねこ。
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