＠下北沢 ザ・スズナリ(2006/8/2-13 17ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
指定 前売4000円 当日4300円 自由 前売3500円 当日3800円
作：加藤一浩 演出：綾田俊樹、ベンガル
舞台監督：浅沼宣夫 照明：日高勝彦 美術：谷垣育子 イラスト：沢田としき
宣言美術：沢田節子 制作・主催：劇団東京乾電池
出演：
ベンガル：川原紀夫？
角替和枝：川原民子？（紀夫の妻)
綾田俊樹：寿福栄・ふっ君
吉川靖子：寿倫子？・リンリン（ふっ君の妻）
渡邊航？：迷っている若い男
2006/8/5(土)晴 2:02-3:45PM(1'43) 最前方中央 客席6割(80人)
客層：中年層過半数、ついで20歳代後半の大人客席。女性過半数。
客入れ：ベンチ2列、以降雛壇にパイプ椅子9列、中程に通路の通常客席。客席誘導
随時あり。サイド席に空席、駅前のポスターに当日券ありの掲示あり。折り込み
チラシやや厚め。折り込みパンフ、物販なし。配役がわかんないねこ(上記推定)。
カーテンコール1回。
曲者女優を迎えてきた恒例企画。最新は身内ですか！な角替和枝。
舞台。住宅裏庭。正面母屋、安普請な斜めった屋根、ドアと小さなサッシ窓。上手に
立木、ブロック塀。下手に鉢植えとか。中央に曲線を描く白テーブルと椅子が近く３
、離れて１。客席側上手ドア〜緑のアーチ通路が舞台へ繋がり。
お話。田舎暮らしを始めた中年夫婦(ベンガル・角替）。避暑地の筈が酷暑、自然
たっぷりだが白鷺なんていやしない。やむを得ず同居をすることになった、年の離れ
た夫婦(綾田・吉川）とはゴタゴタが絶えず…。
飄飄とまた根暗く、バカバカしくてまじ、捉えどこない面白さ。異常な状況に困惑
するか、強弁また成り行きまかせの2組夫婦。常識ＶＳ非常識のスラップスティック
、後者が勝ち勝ちのシニカル。おもろい夫婦の個々にも問題。不甲斐ない夫に不満妻
、不思議少女妻に不安夫。家庭内等身大小問題が根暗でばかばかしく、とほほ笑い
呼び。夫の妄想、暴走や行き方知らずの展開を加えて、煙にまかれる胡散臭さ添え。
やりたい放題な綾田・ベンガルの二人にあらためて愛情を感じるねこ。
役者。という綾田さん。怪しいおじさんぶり◎。ベンガル。天然なんだか？
かんだか？な脱力＜＞テンション芝居が愉快。角替さん。染まず地に足をつけて、
男二人をサポートして達者。
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