＠渋谷 青山円形劇場(2006/6/16-25 12ステージ)
http://www.aoyama.org/
全指定 前売り当日とも 5500円
＠北九州 北九州芸術劇場中劇場 7/1-2 2ステージ
＠大阪 シアタードラマシティ 7/4 1ステージ
＠水戸 水戸芸術館ACM劇場 7/9 1ステージ
作：和久田理人＆ダンダンブエノ 演出：山西惇
編曲・演奏指導：栗コーダーカルテット 美術：松岡泉 照明：黒尾芳昭
音響：鹿野英之 衣裳：花谷律子 演出助手：山田美紀
舞台監督：村岡晋 宣伝美術：高橋雅之 制作アシスタント：藤野和美
制作：TSP 制作協力：ユマニテ 企画制作：劇団♪♪ダンダンブエノ
主催：TOKYO FM
出演：
近藤芳正 ：コンチャン
山西 惇 ：ヤマニン
永島敏行 ：ナガセマ
坂井真紀 ：サキ
宮地雅子 ：ミヤコ
坂井敏也 ：センパイ
ぼくもとさきこ[PPPP]：タナカ
2006/6/18(日)曇 2:05-4:19PM(2'05) 後方中央 客席満員(330?人)
客層：20-30才代中心、単独、カップル、グループとりどり。女性過半数。
客入れ：円形客席の1.5×2ブロックを舞台、アリーナと馬蹄形の客席。馬蹄端の客は
アリーナ席側を向くので観にくいかも。舞台直近だけどね。開演後5分は入場不可、
同様に終演まじかも外出不可。折り込みチラシ厚め。折り込みパンフ A4 1枚に
あいさつ。物販。パンフ(□20cm 22ページ 1000円 CD付1300円) ソノシート
ジャケ仕様。役者インタビュー。和久田×山西 劇中使用曲対談。 Tシャツ ?円。
カーテンコール 演出込みで9分。
役者・近藤芳正のプロデュースユニット。今回の作家は、マシュマロウェーブ常連
だった和久田理人（エチュードによる作劇につき、ユニット名を付加）。
舞台。安普請な木造広間、一面のガラス引き戸の向こうに廊下。下手端の階段から
物見やぐらに直結。傾いた看板には「旅館 砦」。前面から下にコンクリートの岸壁
堤防、下手の張り出しは桟橋かしら。
お話。1970代、千葉の港町。今は廃業の旅館に2泊3日、地元の祭りにバンド出場する
ため、合宿する20代前後の男女。シカゴの「長い夜」を演奏したいばかりに、楽器
買っちゃったリーダー。旅館を提供したり、あるいはよくわからない先輩。
メンバー募集に惹かれてきた女性。ほか、友人、恋愛関係のとりどり。大人と呼ぶ
には青くさい、若さ故のすったもんだ、不安と希望、恋と友情模様。
もんもんもじもじ、時々ドキドキの青春コメディ。ポップ好きがポップとは限らない
、地味も等身大、純真で素朴なあの頃の追想。現在と過去が同時に、記憶のように
重なる終始。みな夢のようにもみえ、独特の哀歓を醸し。
ゆるやかな、というか物語を強いて転がさない展開。まったりと同調しながら楽しま
ないと、長閑さが辛いかも。メロディアスな往年のポップスが全篇に流れ、登場人物
の思い入れともに嬉しくなるねこ。
役者。打てば響くいい感じのアンサンブル。ばたばたも愛らしい、個々演技に愛情を
感じるねこ。
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