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＠下北沢 駅前劇場(2006/7/20-24 7ステージ)
http://www.honda-geki.com/ekimae.html
全指定 前売2800円 当日3000円
脚本：上田誠[ヨーロッパ企画] 演出：伊東ひろあき
舞台監督：小野八着 舞台美術・装置制作：寺岡崇
音響：岡村崇志[ステージオフィス] 照明：橋本剛[COLORE]、須加谷沙木子[COLORE]
デザイン：南治樹 制作：竹山知子ほか 主催・企画・制作：DAITA’N PLANETS
公式HP http://daitan-p.com/
出演：
原田泰造 ：後藤(外科入院患者)
千代田信一[拙者ムニエル] ：有本(外科入院患者)
諏訪 雅 [ヨーロッパ企画]：野宮(外科入院患者)
大北隼也 ：松葉(外科入院患者)
永野宗典 [ヨーロッパ企画]：越後(加害者)
植木夏十[NYLON100℃] ：天野（看護婦)
神農幸（ザックエージェンシー）：山口
橘田あかり：真木
松浪りさ ：水野
二本柳知子：佐藤
2006/7/23(日)曇 7:06-8:53PM(1'46) 前方下手 客席満員(140?人)
客層：20-30歳代中心、中年層ちらほら。女性過半数。
客入れ：当日券あり、最前列桟敷と壁際の補助椅子へいれた模様。桟敷1列、
ベンチ一列、ゆるい雛壇に8列の客席。折り込みチラシ厚め。折り込みパンフA4
2ページ。挨拶、配役、スタッフ、予定。次回公演の掲載はなし。
物販なし。カーテンコール1回1分。
サードステージ・ショーケースの好演も記憶に新しい、お笑い芸人・原田泰造。
彼とＴＶ関係演出(かな)の伊東ひろあきのユニット。小劇場でやっていこうな、
ユニット名に意気込みが伺え。小劇場のおもしろ役者を集めての今回。
舞台。形成外科病棟、大部屋。中央に入口、下手に窓。手前と奥に横向きベット
２つづ。間にカーテン。壁にナースコールな機械、静物画、扇風機とか。
お話。頭、手、足、顔と怪我はとりどりも、同じ曰く因縁で入院中の男達。見舞い
にきた広告代理店の男は、交通事故加害者。最近じゃ見舞いの差し入れもグレード
ダウン。いや、物じゃなくてさ！誠意はどうよ？と責める男達。話の流れで病院
脱出、合コン＝誠意をみせることに。結果は散々な体たらく。参加しなかった男は
したり顔も、合コンを馬鹿にする彼らを急に怒り。合コンを舐めるな、俺が極意を
教え、鍛えてやる。実は彼、元合コンマニア。かくして、退院後のお楽しみがため
看護婦を練習台にした特訓が始まるのだった。
ありそうもないのに、あったら面白シチュエーション・コメディ。ヨーロッパ企画
同様、無責任会話が懲りることなく行き交い。しだいまじ顔になる、おバカでかわ
いい男達の熱血ポンコツぶりが愉快ねこ。合コン場面を再現ビデオにしたのは、
ＴＶ屋らしい演出。役者の個性に適度に合わせた脚本。ヨーロッパ企画の2人が
水を得た魚にはまり。ついで、植木さんが男子40%の持ち芸キャラ。原田さんが
素？に近く、千代田さんが大人しめなのは、手探りだったせいかしらん。
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