＠江東区木場 木場公園(2007/7/21-22 2ステージ)
全自由 前売1800円 当日2000円
＠静岡 寿町倉庫 7/15-16 3ステージ
作・演出：うるけん一郎太
制作：笹木良子 音響：笹木良子 映像：笹木祐 小屋設営：うるけん一郎太
チラシ：馬走ＰＯＭ、鈴木創 美術：池ヶ谷馨 衣装：ハル美 メイク：真田万左美
音響オペ：笹木良子 映像オペ：笹木良子 装置移動：鈴木創
出演：
うるけん一郎太：どらえも
くるっぱぴっこ：キテレ
味の素あーや ：ジャイア妹
魚人ごろー ：用心棒コロス
ハル美 ：キテレツ様
池ヶ谷馨 ：ジャイア
鈴木創 ：トンガ？
堀田早樹子 ：シズ？
オマンサ タバサ ：ブタゴり [ゴキブリコンビナート]
2007/7/22(日)曇 6:05-7:13PM(1'07) 入口より前方 客席6割(23人)
客層：20-30歳代中心。男性7割。
客入れ：舞台は地面のテント小屋。まんま蒲団を敷いたひな壇が四方向。前がよいと
誘導、客間で小道具をリレーする場面の都合もあり。うるけんさんから諸注意と、
親衛隊4人役をお客にお願い。小道具として武器を手渡し、演武をやってもらう、
そこそこで客席から拍手あがり。折り込みチラシ若干。折り込みパンフ A4
2ページ。挨拶、スタッフ、予定。次回公演。12月＠静岡・寿町倉庫。
物販。Ｔシャツ1500？円、缶バッチ200円。カーテンコール1回。うるけんさんから、
ゴキブリコンビナートを見る人はいっちゃっていいですよと前置きして、挨拶。
会場。ひな壇に蒲団を敷いて、四方スタジアム然。客席頭上に岩石上の仕掛け。今回
背面壁にビルとか仕掛け、攻撃技を模したボールの客配布はなし。
お話。（記憶曖昧、不正確ねこ）これまでのお話をどらえも紙芝居にて。悪の門に
囚われた、のびは打ち倒された。平和が戻った町に再び悪鬼降臨。蘇った下僕すねは
支配者おＢＱに打ち勝ち、悪の限りを尽くす。すねはどらえもとの最終対決に負け、
町に平和はもどり、どらえもはいずこにか去ってしまう。これはその後の物語。
かつての権勢はなく、腐る小学生ジャイア。発明家・キテレツは力を取り戻すことが
できると、ジャイアをマシンに掛けて（天井から筒が落ちて閉じこめる）人体改造。
ジャイアはシャブ中の妹をブレインに、町の乗っ取りを開始。親衛隊を組織し、気勢
を上げる（客参加 棒術、ヌンチャクほか4種4人の使い手設定。後の対戦やキテレ
登場場面で起用され、みなノリノリ）。
キテレツの子・キテレ（亡きのび似）との対決。キテレのメカ用心棒コロスは、あっ
さりとジャイアを倒す。すね似のトンガに従うブタゴリとの勝負もジャイアは敗北
（乗用車がテントに走り込み、まじでジャイアを跳ねる場面はここだったか）。
ジャイア、もはやこれまで。
さて、のびを喪って後、腑抜けのようになった、どらえもは悪の気配を感じて、町に
立ち寄る。どらえもに怨念を抱く、シズの罠にはまり、ブタゴリのもとへ向かう
（着ぐるみのまま電車で移動するどらえものビデオ放映）。
ブタゴリのバズーカ攻撃（玉＠段ボールが客の頭上を飛ぶ）をもろともしない、
どらえも。キテレツの身を挺した加勢もあり、勝利（ブタゴリ役のオマンサタバサ、
隣のゴキブリコンビナートのＰＲを断末魔にして捌け）。キテレツはキテレに後を
託して死。とい真っ赤な偽り、新たな陰謀を臭わせてキテレツは捌け。
キテレは人が変わったように冷酷となり、町を支配。用心棒コロスはそんなキテレが
悲しくてたまらない。シズを排斥するも、コロスには一片の恩義を掛けるキテレ。
そこに人としての優しさを感じるコロス（で、キテレとともに自爆するんだっけ？）
しかし、キテレは復活、どらえもと対峙。実はキテレツ、どらえもの妹・どらみ。
すべては、兄ばかりがもてはやされていることへの嫉妬故の蛮行だったのだ。メカを
動員して、どらえもを攻撃するどらみ（マトリックスに出てくるようなモビルスーツ
＠段ボールを巨大に作成、役者と黒子2人で操縦。あと入口にあった「隕石」が
飛んでくるんだったか）でも、精神力で勝るどらえもの勝利。嫉妬、虚栄心ら人間の
心をもったばかりに悪に染まったどらみを慰めるどらえも。兄妹はタイムマシンに
乗り、未来へ帰るのだった（台車にのってテント内を横断して戸外へ捌け）
狭いテントで巨大ロボ大暴れ、乗用車乱入、仕掛け飛び、芝居参加で客ノリノリ。
どらえもとか、不気味なのに妙に愛らしいキテレツキャラ（女子からかわいいの黄色
い声援と怖いの悲鳴）が、北斗の拳に悪と闘う劇画芝居。陰謀と謎めきが全編、物語
を追ってると？なとこがもどかしいけど、無茶な趣向と激芝居は単純楽しいねこ。
落ちがちな照明アクシデントも気にならず。
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