＠小竹向原 アトリエ春風舎(2007/9/5-11 9ステージ)
http://www.seinendan.org/jpn/info/infoshunpoo000000.html
全自由 前売1800円 当日2000円 平日マチネ割引1500円
作・演出：田上豊
舞台美術：松村知慧 照明：伊藤泰行 音響アドバイザー：泉田雄太
宣伝美術：ドラゴン・ヤー 制作：尾形典子
企画制作：田上パル、（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
平成19年度文化庁芸術拠点形成事業
出演：
・熊本チーム
坂田尚樹 ：酒井慶太（2年 キャプテン）
星野秀介 ：松本大輔（2年 得点王）
金田拓磨 ：黒木裕 （2年 五○田へいきたがる）
安村典久 ：久野克人（2年 のっぽで大仏） [蜻蛉玉]
熊木進 ：竹田浩二（1年 反抗）
堀善雄 ：葉村大史郎（1年 キーパー）[ザ・プレイボーイズ]
・東京チーム
平岩久資 ：関口勝利（2年 参謀役 小太りで声がいい） [楽々一座]
中村崇人 ：大宮竜一（2年 髪長め）
萬洲通拡 ：荻敬介 (1年 髪短め）
・そのほか
松高義幸 ：井出玄輝（追試の生徒 茂田のクラス 捲き込まれる)
菅原直樹 ：門司翼（同上 能力がある）
佐藤誠：茂田守（井出・門司の担当 東京チームコーチ）[青年団、渡辺源四郎商店]
2007/9/8(土)晴 6:34-8:19PM(1'42)後方より 客席ほぼ満員(65人)
客層：20歳代中心に幅広く、女性過半数。単独客多め。
客入れ：誘導きちっと、ひな壇に椅子席6列。後ろだと床芝居がちと見難いかも、
前席とかぶる中央とか。肉弾相打つ迫力＋とほほシーン続出なんで、前のが高揚＋
脱力感○。折り込みチラシそれなり。折り込みパンフ A5 3ページ。挨拶、配役、
スタッフ、予定。次回公演 不明。 カーテンコール1回1分。
2006年旗揚げ、熊本弁を駆使した「体育会系ファンタジー」が特徴の劇団、初見。
舞台。コンクリート打ちっ放しの壁。開口3つの仕切りの向こうに廊下と階段。
板張りの床に長机、隅に蒲団。
お話。東京、九州の高校とのハンドボール練習試合が行われる合同合宿場。勝負は昼
だけでは終わらない。一発芸らを競い、負ければ勝った相手のいいなりとなる過酷な
夜が待っているのだ。勝負の傍ら虐げられる1年生の反抗、逆転ポイントを探る
敵高生、仕事にうんざりしているコーチ、彼らとは無関係に追試で責め立てられる
男子のＳＦな秘密。有象無象を飲み込んだ、てんやわんやの三泊四日の物語。
気持ちよく面白い、熱いのに冷静なんも感心。体力勝負の演技バトル、高校生男子の
バカと純情まっしぐらが絡んで、迫力と脱力。目が覚めるよなスピード、箸休め
（にしては多いけど）なとほほ笑いのメリハリが愉快。勢いよくかましながら、団子
にならず、個々人の事情もくっきり描いてて感心。そこら、ＳＦ絡みやら風呂敷を
広げて無茶しながら、絡ませて相乗。がちゃがちゃ具合がますます面白いねこ。次回
公演が楽しみ。
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