＠心斎橋 ウイングフィールド(2007/24-25 2ステージ)
http://www.wing-f.co.jp/
全自由 前売 一般3000円 学生2500円 障害者＋介助者ペア5000円
「ウリ・オモニ」との通し券4000円 当日3500円
監修：大野慶人 舞台監督：吉田顕 音響：秘魔神 照明：海老澤美幸
衣装・メイク監修：大野悦子 衣装・メイク：米良実紀子
黒子：七井悠、大野百合子、栗山沙揺子 GM：仙城真 制作：川喜多綾子
企画・製作：イマージュ、劇団態変
芸術文化振興基金助成事業、大阪市助成公演
出演：金満里
2007/11/24(土)晴 7:01-7:56PM(52) 最前方より 客席6割(35人)
客層：老若男女 子供連れの人、車椅子の人ととりどり。
客入れ：三々五々と埋まる客席。緩い雛壇に7列 最後尾に椅子置き。上演中の
トイレについて注意あり。物販ポストカード150円ほか。 パフォーマンス付き
カーテンコール3分1回。
「身体障害者の障害じたいを表現力に転じ、未踏の美を創り出す」劇団態変主宰、
ソロ連続公演。
舞台。素舞台。
構成。5場面。第1場面 狼。バッハ マタイ受難曲♪。放射状に広がる髪、ガウンの
ような衣装。障害から下半身の動きはなく、床の移動は胴と手足で行い。あたりを
強く見回し、手を激しく動かし。目を上、手を前に。横向きから前後へ移動、
仰向けとなり、四肢投げだし。遠吠え。第2場面 充月。月光ソナタ♪。よこ座り、
伏し目がち。手を横に広げ。目でなにかを追う、手を前へ。仰け反り。荒城の月♪〜
バッハ 平均律♪。明るくなり、手をくねくね。突っ伏す、ごろごろ転がる。
第3場面 男装の魔女。バッハ マタイ受難曲♪。スーツに帽子。前後にこいで
周り。横向き。ジャケット脱いで、片肩に掛ける。片手前、胸を叩く。前屈み、
手をにじり、仰向け、うつぶせ。帽子かぶる。
第4場面 心。上手からにじり出る。下手に男装スーツが置かれ、にじり寄る。
暗転。バッハ イタリア協奏曲♪。衣装は白ボディスーツ。全体に明るく。挑戦的な
目、ほくそ笑み。仰向け。足を両手で抱え込み。前を見て、ごろごろ転がる。音楽に
うなり声混じるけど、グレン・グールド？。スーツにスポット。
第5場面 パンジの恋。ガムラン♪。薄布をまとい、頭に花飾り。目を上、目で
語り。手のひらを外側に向ける。
意志を込めた眼力、強力な役者魂あり。戸惑いつつも、方向性が定まったとき、
よりエネルギーを感じさせ、抑制も猛々しく。その強さに声なき声を聞く思いがする
ねこ。下半身の障害のため、転換と位置移動は黒子2人にて、手間暇のかけようにも
感銘をうけるねこ。
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