＠大阪東心斎橋 ウイングフィールド（2012/10/5−8 6ステージ）
http://www.wing-f.co.jp/
全自由 前売(一般)3000円 (学生・シルバー)2500円 (障害者＋介護者ペア)5000円
当日3500円
作・演出：金満里 舞台監督・美術：吉田顕 美術（4，5場面）：UNDERLINE
照明：三浦あさこ 音響：秘魔神 メイクプラン：倉橋かおり
宣伝美術：谷敦志×UNDERLINE 制作：金里馬 企画・製作：イマージュ、劇団態変
平成24年度文化庁芸術祭参加作品
出演：
菊地理恵
金満里
楠本哲郎
小泉ゆうすけ
上月陽平
下村雅哉
向井望
黒子：荒川諒也、田計珠実、高松すらん、池田光曜、里野亜門、大休真紀子、小幽潤
2012/10/06（土）雨 7:37-8:58PM（1'15）最前方より 客席ほぼ満員（45人）
客層：大人よりに幅広く、男女半々。社会活動家、コアな演劇ファン、友人知人。
客入れ：整理券配布。開場時15人ほど。折り込みチラシそれなり。パンフ A4 3ページ
挨拶、プログラム、スタッフ。物販。ポスター 500円を300円。公演DVD。
カーテンコール2回 アンコールで、雨に唄えば♪を全員でダンス。
金満里さんのソロを見てだけで、カンパニー公演は初ねこ。
舞台。いろいろ仕掛けあり。正面壁を破って登場。伸びる高層ビルの模型。
白い手袋(人型?)を連ねてたロープをくもの糸と渡し。カラーのチューブが吊り下げ
られ。など。
構成。創造と破壊、離別と再会、虚無と融合を想起するシーンを、物語性をもって
連ね。災禍の到来と人間のありさまを経て、人間通しの結びつきへと紡がれ。
沢山の仕掛け、リズミカルで力強い動きで多彩に表現された無言劇。四肢に障害の
ある身体達がそのままで物語り、感情を現してて魅了され。二人のパフォーマが
融合するラストは広く世界の人々へ向けられた願いととれ。世界と自分、生命に
ついての真摯な眼差しに感じ入るねこ。
構成覚え書き
第1場面 1．闇と金色 2．気炎
壁を破って、獣人現れ、吠えて身もだえる。ついで、クールな風貌で眼光鋭い男が
静かに現れて相対。
第2場面 摩天楼（楽曲 雨に唄えば）
後方にビルがスライド式に建っていく。スーツに帽子、ステッキ。ジーンケリー
よろしくダンス。もう一人加わり、楽しげに。
第3場面 電車楽隊
蛍光カラーの3人が連なって現れ、舞台床を横断。楽器を吹き鳴らし、頭や衣装には
飾りつき。
第4場面 愛の狭間に（楽曲 Tabula Rasa 1．Ludus（Arvo Part））
白布を連ねてロープが幾状か渡され。幾人か往来。恐れと抗いが見え隠れ、争い事
が始まる。手を延べても、払われてしまう。
第5場面 破壊（楽曲 Tabula Rasa 2．Silentium（Arvo Part））
足蹴にしたとたん、舞台は真っ赤に。ロープは落ち、撤去される。
第6場面 覚醒へ
がらがら遊具を手に持ったものが登場。一方から「赤ちゃん(四肢に障害)」が
転がり込んでくる。
第7場面 天地創造
カラーチューブが幾状か下げられる。ブルーのボディスーツだけだったのが、薄い
上着を一枚着ている。おままごとなミニチュアの食べ物や調度で床を埋めていく。
ドールハウスが持ち込まれて町のようになる。突然、大きな音がして全てが持ち
去られてしまう。一条のロープだけが残る。
第8場面 透明な世界
呆然とした表情で右往左往する人々。
第9場面 胞
白布のロープが渡され。接近した2人の体にぐるぐる巻かれていく。布は青白く
明滅する。
第1場面 1．闇と金色 2．気炎
第2場面 摩天楼（楽曲 雨に唄えば）
第3場面 電車楽隊
第4場面 愛の狭間に（楽曲 Tabula Rasa 1．Ludus（Arvo Part））
第5場面 破壊（楽曲 Tabula Rasa 2．Silentium（Arvo Part））
第6場面 覚醒へ
第7場面 天地創造
第8場面 透明な世界
第9場面 胞
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