＠下北沢 駅前劇場（2008/6/6-15 13ステージ）
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指定席 前売3500円 当日3800円 自由席（整理番号付）前売3000円 当日3300円
高校生、65歳以上の方は上記金額より1000円割引
作・演出：政岡泰志
舞台監督：松嵜耕治[至福団] 舞台美術：田中敏恵 大道具：横尾友広
照明：清水朋久 音響：田上篤志[at Sound] 選曲：小笠原静香
衣装：太田家世[自由創作師] 小道具：清水克晋 イラスト：スズキアキ
宣伝美術：岡屋出海 演出助手：長澤真理絵 制作：動物電気、恒川稔英
製作：ハイレグタワー
出演：
小林健一 ：富永五郎 （定年退職まもない）
政岡泰志 ：富永かほ子（五郎の妻）
姫野洋志 ：富永陽介 （息子 36歳独身無職）
鬼頭真也 ：朝比奈慎也（宿泊客）ほか
伊藤美穂 ：朝比奈結実（宿泊客 慎也の妻）ほか
辻修 ：川村明生 （自称郷土史研究家）ほか
田中あつこ[バジリコ(F)バジオ］：川村しょう子（ホテル支配人）ほか
森戸宏明 ：原田(ホテル従業員 セクハラ）ほか
谷部聖子 ：サキエ（ホテル従業員 無作法）
森山夕子 ：マミ（バスガイド）
松下幸史 ：タカフミ（宿泊客 こども）
國武稜 ：竹田ちひろ（宿泊客 学生サークル）
吉井憲一：増本
二面由希：女医
古家ウィリアム康、田島憲太、千葉稜、松下晃治：大学生
2008/6/7(土)晴 2:35-4:17PM(1'41)中段下手 客席ほぼ満員(130人)
客層：20-30歳代中心、お友達連れ多目。女性過半数。
客入れ：桟敷2列、ゆるい雛段に椅子7列。中央通路なしで入りがたく、男女を問わず
椅子を跨ぎ超えて困りもの。相変わらず冷房の按配悪く、直撃くらい瞬間凍結された
ねこ。席替えを希望するカップルあり。劇場のひざ掛けがあったはずだけど、
アナウンスなし。場内誘導は常駐して丁寧に対応。折込チラシそれなり。パンフB5
3ページ。挨拶、配役、スタッフ。次回公演。11月駅前劇場。 物販。DVDほか。
カーテンコール1回1分。
舞台。旅館ホテルの白いロビー。上手にカウンター、中央から2，3階の客室と屋上
ビアガーデン。下手半分に湖を望む窓、あとソファとテーブル。
お話。ぱっとしない観光地に、年老いた両親と30すぎ独身息子。あまり期待できない
家族旅行も、大人な母親はむやみに盛り上げようと健気。父親もまた、でもなんか
不安ありげ。息子はぎりぎりかな。それでも思わぬ出会いや発見など、いいことも
あったりして。
変わらない、ゆる温かい楽しさ◎。3年ぶりにみたねこにも、「いつもの」お約束
ギャグとキャラ芝居の数々が面白く。そこらサービス精神が徹頭徹尾に行き渡り、
とてもいい感じで見られたねこ。そんな幸福ともいえない現代の家族を描きつ、
笑いをまぶし、今が大事と幸福の涙を添える。ほかにはない独特の、まるで昭和の
よきエッセンスを詰め込んだような魅力に、改めて動物電気が好きといいたいねこ。
役者。おばさんを演じさせては岩松了に次ぐ、政岡泰志。身体を張って15年・小林
健一。何をしでかすかわからない、異次元の小動物・辻修。どうして瑞々しい・
伊藤美穂(36歳）。しれっと変態技・森戸宏明。ほか、ほどよい距離感の客演、
多量の新人が加わっての賑わい○。
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