＠新宿三丁目 SPACE 雑遊(2008/6/28-7/6 12ステージ)
http://www.chirinbou.com/
全自由（整理番号付）前売3500円 当日･当日精算3800円
作・演出：川村毅
美術・衣裳・舞台監督：小松主税 照明：佐々木真喜子(ファクター)
音響協力：原島正治 舞台協力：村田明 演出部 波田野淳紘
制作部：山下佳奈子 宣伝美術：マッチアンドカンパニー
宣伝写真：須藤秀之 宣伝写真撮影協力：池林房 舞台写真：宮内勝
企画：川村毅、小林勝也 助成：芸術文化振興基金
企画・製作：平井佳子、ティーファクトリー
出演：
小林勝也 ：村上
すがぽん[水と油] ：ジョン
柊アリス ：ノラ
山崎美貴（岡崎彩）：キリコ
伊澤勉（櫻井章喜）：五反田
関洋甫（森耕平） ：男
2008/7/1(火)晴 3:03-3:58PM(54)上手側最前列 客席ほぼ満員(60人)
客層：20歳代と中高年。男女半々。串田和美氏ら演劇人結構。
客入れ：整理番号順に整列入場。2辺2ブロック客席。椅子4列。空席誘導あり。
どちらでもよいけど、中央よりが見やすいし。折り込みチラシそれなり。
パンフ A5 2ページ。日替わり配役、スタッフ。次回公演 来年同時期。
カーテンコール1回1分。
ぽっきり1時間。ベテランと若手、美人とイケメン、渋さと甘さな混成チームにて
のヌーベルバーグならぬ演劇。
舞台。素舞台、角地が正面と在りし日のジァンジァン彷彿。黒い箱が正面、左右に
椅子だけのシンプル。
お話。気がつけば記憶喪失、よく言えば自由になった男が、路上で自由に弄ばれ、
利用される悲喜劇。
愉快痛快、アナーキーなナンセンス。アバンギャルドな映画か、マンガか、絵が浮か
びそうな個性的な面々。渋く、はたまたアチャラかに、いい感じに粗っぽく、突飛な
面白さ。喪って自由になった男は、蘇って不自由となり、革命を志す、とシニカルに
展開。川村氏ナレーションは（ちとインテリ臭いが）機知に富み。序盤ら路上で歯磨
きと暴力的、終盤「きちがいピエロ」にアナーキー。ナンセンス・ギャグは箸休め
どころか、頻々。新宿という雑多な街にあてがきしたよな、川村節を終始楽しむねこ。
役者。主人公・小林勝也。芝居は台詞だけじゃない、無頼の存在感。ノラ・柊アリス
エキゾチックでキュート。ジョン・すがぽん。生真面目な喜劇役者ぶり。
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