＠原宿 リトルモア地下(2008/9/13-15,19-23 8ステージ)
http://www.littlemore.co.jp/chika/news/
予約2000円 当日2500円 LOVEセット券5000円（電話予約のみ）
9/17「夏目LOVE」予約・当日共2000円
原作：ドゥニ・ディドロ 構成・演出：多田淳之介
宣伝美術：宇野モンド 制作：服部悦子
主催： 東京デスロック、（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
企画制作：東京死錠、（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
共催：リトルモア地下 助成：東京都芸術文化発信事業助成
出演：
佐山和泉
橋口久男[三条会]
2008/9/14(日)曇 5:04-6:10PM(1'06)中段中央 客席満員(40人)
客層：20-30歳代中心、男女半々。単独客多め。
客入れ：開場開演20分前から整理番号順。ベンチ2椅子4列、座布団2枚付。回も進ん
だことから？、チラシは希望者のみ。パンフとアンケートのみ配布。物販。缶バッチ
120円 3個セット300円。Ｔシャツ2000円。終演後、5分の休憩を挟んで作品解説な
トークあり(たっぷり 30分強／本編1時間)。
演劇への愛情を自問自答するシリーズ第二弾。発情の次は、蜜月。
舞台。素舞台。天井に円くテキスト13枚が吊られ（初日と配置換えとか）
お話。ジャックと彼の主人の問答。聞きかじりの恋愛物語語り。運命論者は神が決め
られたとしばしば天のテキストチラ見、これからの芝居を説明する。
意地悪な演出、滅私奉公な役者で面白く。ダラダラと込み入った原作の罠にはまった
か、繰り返しがしばし子守歌になるねこ。感情と表情が爆発する、ビビッドな演技で
ぐんぐん牽引。思わず反応、三条会の本公演＠千葉に行きたくなり。ここらの出会い
に演劇の蜜月を感じるねこ。前半の、という話をしますと対面の繰り返しに睡魔、
鮮やかな山口百恵♪で持ち直し。後半、目隠しの意地悪演出。ありがちな過剰な演技
はなけれど、とほほなありさまがなにより面白いねこ。
解説覚え書き 橋口久男[三条会]×多田淳之介 6:15-6:46PM
・スイスのカンパニーと同演目で上演というのが珍しい。あちらは2時間枠。両方
見ると面白いと思う。
・原作は面倒な構成。演劇上演はしやすくはないが、メタ演劇にはしやすい。
・運命論〜幸せな2人の姿から、演劇の幸せはなにか考えてみた。
・客席に話しかけをやってみたかった。舞台の上で何を起こすのか、台本にははまっ
ているけれども、実際の状況をどうつくっていきのか。そこに演劇の幸せを考え
たい。
・目隠しをすることを思いついた。本気で見えない、役者が声で反応しあって芝居を
している。実は、やっている内に判ってきてしまうが、そこは出さないようにして
いる。
・天井にテキスト台本を貼っている。貼り方も直前まで考えた。裏側はダメだしが
書いている。
・台本に書かれている以外の造り込みが大変。衣裳のペアルックが売ってなくて
苦労。ラストシーン。わからないと言った後、何をするか。目隠しをして演劇を
できないものかと考えてた。
・質問Ｑ１ 目隠しはなぜテープの形に。 Ａ１滑稽でかわいそうなのがいいなと。
・山口百恵は三条会で巧く使っているので、今回。曲ついて話。
・今回、蜜月ということで、演劇の幸せはなにかを考えてみた。ペアルックもそう
だが。素舞台で役者をみせたかった。演技を考えたとき、物販の缶バッチ＝演劇
ＬＯＶＥをつけて電車に乗るのは勇気がいる。音楽やアートのように、事業、ジャ
ンルとして知られていきたい。
・質問Ｑ２ 三条会として客演して、演じる難しさは。Ａ２ いつも新鮮な気持ちを
保 つこと。
・Ｑ３ 三条会との違いなど Ａ３影響を受けているし、近いものがある。
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