＠新宿 THEATER/TOPS(2008/11/5-19 18ステージ
http://theatertops.at.infoseek.co.jp/
全指定 前売り当日とも4500円
作：中島淳彦 演出：青山勝
美術：田中敏恵 照明：今野恵美子 音響プラン：井出比呂之 衣裳：渡辺まり
演出助手：川西こずえ 舞台監督：松下清永＊鴉屋 宣伝美術：カルゴ
イラスト：キン・シオタニ 制作：ぷれいす 企画・製作：劇団道学先生
出演：
井之上隆志 ：本宮三郎（警察官）
青山勝 ：田宮優作（漁師 新造船待ち）[劇団道学先生]
かんのひとみ：寺原真弓（漁業組合事務員） [劇団道学先生]
斎藤ナツ子 ：緑山千春（漁業組合事務員） [空間ゼリー]
沢井正棋 ：岡本久弥（漁業組合事務員 東京出身）[劇団PATHOS PACK]
中野英樹 ：大下邦彦（漁師 加藤の船から逃げてくる）[グリング]
海堂亙 ：加藤伸也（漁師 兄が船で出奔）[劇団道学先生]
山口森広 ：南原千秋（未成年漁師）
雨蘭咲木子（うらんさきこ）：加藤光子（小料理屋女将）[テアトルエコー]
草野徹 ：千葉賢也（日南マート 社長息子）[壱組印]
福島勝美 ：河宗欣也（船主）[劇団道学先生]
斎藤志郎 ：遠藤慎吉（博多からきた刑事）[文学座]
朝倉伸二 ：坂本功三（土佐の漁師）
2008/11/8(土)曇 2:03-6:02PM(1'57)前方上手 客席ほぼ満員(110人)
客層：シニア世代中心の大人客席。女性過半数。
客入れ：雛壇にパイプ椅子の通所配置。開演前に宮崎弁の教示とで諸注意。ジャガ
ジャガと受け答えると、乗りのいい客席。折り込みチラシそれなり、パンフA4
3ページ。時代背景(1974年)、写真付き配役とプロフィール。TOPSなき後の次回公演
来年12月赤坂RED/THEATERにて、中島淳彦書き下ろし新作。 カーテンコール1回2分。
３演の人気作品(1999、2003)。ねこ初見。
舞台。明るい海が見渡せる簡素な事務所。正面に広く窓、入口ドア。上方壁に浮き輪
上手壁に漁業網と浮き。手前と上手壁に事務机、段々をあがった窓際にソファ。下手
がに上階へあがる階段袋。その下に浴室への暖簾開口、日本地図と無線機、電信柱と
拡声器。
お話。1970年代前半、高度成長は他人事のようなのどかな宮崎の漁村。1人の漁師が
あろうことか逃走。それをきっかけにだらしない女と荒くれ男達のおバカなドタバタ
が始まってしまう。
バカでも好き、愛あるコメディ。色恋沙汰の修羅場もどこか呑気、シリアス顔になる
ほどにおバカが先にたつ可笑しさ。ユーモアとペーソスのツボがたっぷりと、でも
ほのぼのと詰め込まれて、安心して楽しむねこ。キャラ立ちした濃い役者陣があー
言えばこういう、あーすればこうなるなリアクションで好演。終始笑いが絶えること
なし。
役者。井之上さん。毎度過剰も好きにやってくれよとエールを送るねこ。斎藤さん。
かわいいだけじゃないのが隠し味。
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