＠埼玉富士見 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみマルチホール(2009/6/10 1ステージ)
http://www.city.fujimi.saitama.jp/culture/index.html
無料公演
＠相模原 桜美林大学 PRUNUS HALL 6/13-14 2ステージ
＠青森 アトリエ・グリーンパーク 6/26-28 5ステージ
＠神戸 神戸アートビレッジセンターKAVCホール 7/3-5 3ステージ
演出：多田淳之介 照明：岩城保 制作：服部悦子
助成：財団法人セゾン文化財団 主催 東京デスロック
出演：夏目慎也、佐山和泉、坂本絢、佐藤誠[青年団]、高橋智子[青年団]、
堀井秀子、山本雅幸[青年団]、井坂浩
2009/6/10(水)曇 7:36-8:58PM(1'21)後方上手 客席満員(60人)
客層：20才代と中高年。関係者,コアなファン〜地元衆までとりどり。男女半々。
客入れ：会場提示20分前、受付のみでチケットや整理番号等なし。劇場中央に
ひな壇椅子4列+2列。中央が見易いと誘導。座り芝居があるので前方も候補かと。
折り込みチラシ少々、パンフなし。カーテンコール1回1分。
2007年オムニバス企画内上演作品、改訂再演。
舞台。素舞台。正面にＬＯＶＥと投影。
構成。三々五々集まり、無言でやりとり。立つか座るかから、駆け回り等グルーブ
感を増していき。後半、好きなものの問いかけ、挨拶のシークエンスを追加。
より訴えかけの強さを増し、胸に響いてくるコミュニケーション実験演劇。細やか
で大胆な演技交換の仕掛け、役者らの造り込みに引かれ、飽かずみまもるねこ。
同調の喜びと無気味さがない交ぜの前半には、にやり笑い。後半は長尺なことも
あってか、重く陰惨な印象。無人無為な間の刈り込みら、案配よくなるよう希望
ねこ。
多田淳之介作品解説 質疑応答 9:02-9:21PM(19) 8割方居残り
・最近戯曲のある古典を演出している。この作品の初演以降、戯曲のない作品はつく
っていなかった。今回のツアーと初演の話。3本立ての現在形として初演した。
今回も現在きになっていることを盛り込めたらと思っている。戯曲がないので
普通の演劇と違う。それは苦行だが、ない分いろいろなことが試せる。演劇はいろ
いろできるのだなと思ってもらえたらと思っている。東京公演をやめたのは、演劇
の面白さをいろいろな人にみてほしいと思ったから。
・この形は今日できた、すぐ変えることができる自由度がある。
・今日の感想は上演時間が長かった。冒頭の4分を無くせばいいが、大事な音楽なの
で。後半の質問入ってからのスピードとか、見易くサービスできたらなあと。
最後の終わり方。初演は後半全然違っていて、喧嘩して黙ってしまう。そこに第三
者が入ってきて、見られているからまた団結する。今回は無くして、団結する理由
がないから、そのままでもの凄く暗くなってしまった。愛することはたやすいこと
だけど、好きでないことも自覚していきたいと、スポーツ選手の例で。自分がなに
がピンとくるか体感してもらえればと、最後にすごく質問している。挨拶してみた
のは寂しい感じになるかなと思って。
質問コーナー
Ｑ１ 外人が入ったらどうかなと思ったがどうか。あと踊る回数はどうかなと。
Ａ１ 韓国で上演したロミオとジュリエットの前半は、この初演をベースにして
いる。ノリの違いがある、団結するのは日本人がうまい。音楽と踊りは
俳優に聞いたら、４週目が入ったらどうすると聞いたら、帰って寝たいと。
お客さんがそれぞれ違う印象をもち帰ってもらうのが、凄く好き。隣の人が自分と
違う反応をしているのはなぜだろうという、他者との出会いの場になればと思って
作品をつくっている。
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