＠下北沢 ザ・スズナリ(2010/2/23-28 8ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全指定 前売り4300円 当日4500円
＠大阪 ABCホール 12/17-20 5ステージ
作・演出：土田英生[MONO] 舞台監督：松下城支 舞台美術：柴田隆弘
大道具：浦野正之(アーティスティックポイント)
照明：葛西健一(GEKKEN staff room) 音響効果：三好里美(Studio SHIN)
衣裳：大野知英［iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA］ 演出部：牧野舞
宣伝美術：笹田憲孝(MEGATON GRAPHIC) 宣伝写真：鎌田輝彦(ディプロム)
制作協力：TBSサービス 制作：垣脇純子、永田聖子
後援：TBSラジオ、NACK5（東京公演）企画・製作：タニマチ金魚
出演：
牧野エミ：サトミ(長女)
楠見薫 ：トモミ(次女)
中道裕子：マナミ(三女)
オレノグラフィティ[劇団鹿殺し］：遊覧船従業員
今奈良孝行[エッヘ]：オーナー
2010/2/24(水)晴 7:06-8:47PM(1'34)中段中央 客席満員(130人)
客層：30才代中心かな？な大人客席。女性7割。
客入れ：ベンチ2、ひな壇に椅子9列ベンチ1列。横通路がベンチと椅子席の間だけで
、移動が難。中段にも横通路がほしいところ。場内誘導が誰もおらず、大人だから
不要ということ？。折り込みチラシそれなり。パンフ無し。ペラ1枚に挨拶とデータ
くらいほしいところ。物販。パンフ B5 14ページ 1200円。オールカラー。いつも
ながら配役表はなし。男3人対談がとほほ。ほか、手拭い、クリアファイルなど。
カーテンコール 1回7分。PRを中心にたっぷり。
愛されてる関西女優3人ユニット、旗揚げ以来の東京公演。土田英生の作演出と
盤石の布陣。
舞台。こじんまりとしたオシャレな観光船・船着き場。上手奥から入口、ロビー、
カウンター、張り出しデッキ。緑青色の窓枠とか、どことなイギリス風。入口の
船看板の三つ星は三姉妹になぞらえ、小粋。
お話。龍伝説のある湖。町おこしな観光船事業もお客来ず、ぱっとせず。両親を
早くに無くした三姉妹が経営。オーナーは次女と同級生。交際したこともある2人、
腐れ縁と笑うけど、笑うしかないのはグズグズの恋愛と姉妹の愛憎関係で。
終わらない恋愛輪廻劇、怖いおとぎ話とも。ダメと知りつつ四角関係、破局を恐れ、
見てみないふりで現状維持。そんな異常な状況、切実さを笑いに転化、かといって
ドライにはさせず濡れせんべえなペーソス添え。土田作品らしく、一筋縄ではいか
ない物語と味わいとし。
なによりは３女優を前面に立て、ほどよく自由にもさせて、存分に魅せてくれたこと。
商業演劇で身につけた？な、手練の技が冴え。怖い展開にうひーとなりつ、暖かい
感触を感じるねこ。男性２人のへたれぶりは好バランスで○。
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