＠大阪日本橋 in→dependent theatre 1st（2011/3/25-27 5ステージ）
http://west-power.co.jp/theatre/
全自由 前売2700円 当日3000円 ペア割引5000円
作・演出：ナカタアカネ 舞台監督：今井康平(ＣＱ) 舞台美術：久太郎(鉄人王者)
照明：浦部喜行[浪花グランドロマン] 音響：笠木健司[クロムモリブデン]
宣伝美術：西村元哉(house-A) 撮影協力：森達行(もみあげフラメンコ)
制作：安井和恵[クロムモリブデン]、若旦那家康
出演：
なかた茜 ：リカ（劇作家）
上田展壽［突劇金魚］ ：ナツメ（リカの隣人）
川田陽子 ：ユリコ（ドラマ作家。リカの母）
斉藤友恵［劇団May］ ：マミ（リカの妹）
木原勝利［コレクトエリット］ ：ナカハラ（リカの元恋人？）
野村侑志［オパンポン創造社］：ミシマ（リカの元恋人？。現・リカママの恋人）
上原日呂［月曜劇団］ ：ハギワラ（リカの演劇後輩。劇作家）
得田晃子［水の会］ ：アヤ（リカの演劇後輩）
大竹野春生 ：カンザキ（ユリコの息子？）
小野愛寿香［ステージタイガー］：メグミ（リカに拾われる）
ヤマサキエリカ［月曜劇団］ ：パンダ子
横田江美［Ａ級MissingLink] ：ウサ子
藤井雅［０九］ ：コンビニ王子
大竹野正典［くじら企画 写真出演］：お父さん（劇作家）
ステージ替わりゲスト／モリ（リカの元恋人？）
25s 魔人ハンターミツルギ［超人予備校］
26m ごまのはえ［ニットキャップシアター］
26s 高瀬和彦［ババロワーズ］
27m 信平エステベス
27s 北村守［スクエア］
2011/3/27(日) 晴 5:07-7;26PM(2'18) 最前方上手 客席満員（80人）
客層：20-30才代中心、男女半々結構カップル。
客入れ：開場10分押し、整理番号順に呼び出し、開場時25人ほど。ベンチ１、
椅子席7列。折り込みチラシそれなり。アンケートボードと鉛筆付き。
パンフ A4 3ページ。直筆挨拶、配役、スタッフ、予定。次回公演未定。
物販なし。カーテンコール2回1分。
選りすぐりの関西小劇場演劇俳優を集め、ナカタアカネ 久々の舞台公演とか。
別冊公演以来、7年ぶりにみるねこ。
舞台。パステル調の女子部屋。上手半分の赤いソファはリンゴ、テーブルは森の木
造形。下手側の棚と机に、アニメやサブカル大好きなフィギュアとか沢山。
棚に置かれた主人公父の遺影は、故・大竹野正典氏。
お話。ともに作家である両親から生まれ、劇作家を営んでいる女性。演劇の仲間や
元彼氏、家族とのあれこれを、彼女の内心の妄想ドラマとも描いていく。
色んな自分と素直に向き合い、柔らかく決意を新たにする。作家ナカタアカネの姿が
重なり見えたようで愛おしく思うねこ。登場するのは作家ら創り手と家族。併走する
物語の中で、自分をそのまま表現出来ない主人公を対話する相手側から浮かばせていく。
作家であること、寂しんぼうの一女子であることで、どこか不安で不確かな、しかし
そうしながらそこにいることを受け入れる力を感じさせ。作家志望の隣人男性は作家
としての分身で、彼の惑いからやがて喜びを共有、再生する姿として、家族とは
終盤の本音対話をキチンと受け止めるありさまを通して伝え。賑わう物語を楽しみ
つつ、ありげに安易な言葉語らずともの真情表現がしみじみ沁みるねこ。
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