＠成城学園前 成城ホール(2011/6/13-17 5ステージ)
http://seijohall.jp/
全指定 前売3500円
2011/6/15(水)曇 7:00-8:46PM(内訳下記) 最前中央 客席ほぼ満員(270?人)
客層：中年中心の大人客席、男性過半数。
客入れ：当日券2枚とか。折り込みチラシ数枚。パンフなし。物販なし。
仲入りフードは前回と同じく、出来たて揚げ餅、タコスチップ。
・ 開口一番 立川春樹「雑徘」14分
お話。勘違して読んだ俳句を読んでは面白がり。
ライトタッチですらっと､どんなねたもそうだという春樹芸。
・ 立川談春「へっつい幽霊」枕7分＋噺40分
枕。新潟で川に鯉が浮いた。どうせ毒を流したのだろうに、放射能を計ったという訳
がわからない。全国で浮いたら面白いというのは、ダメ？。井の頭線のあじさい、
駅の間隔が狭すぎる。原発地下水、あきらめが肝心、以外と平気かも。今日は枕を
5分で切り上げるのがみそ。
お話。タイトルの通り、かまどから幽霊がでる。心臓に毛が生えたばくち打ちが
凄むと、幽霊が打ち明け話。親方と同じ博打好き、大当たりの金をへっついに隠した
がふぐで頓死した、閻魔様にあげる金を返してくれという。それじゃ丁半博打で
決めようというと、あろうことか幽霊が話に乗ってきて。
ブラックユーモア満点、荒くれと狂気を添えての滑稽噺をやらせて、まあ巧いこと、
かっこいいことといったらなし。
仲入り15分
・ 立川談春「人情八百屋」枕5分＋噺25分
枕。恒例、スタッフの感想。巧いけど良さがわからない、人情噺の方がいいですよと
全否定。もう一人、AKB48の総選挙と掛け持ちで瀕死のスタッフは号泣。なんだかなあ
お話。極貧の一家に金を恵んだ八百屋。しばらくして訪ねてみると、金が裏目にでて
大家のあくどい取り立てにあい、両親は自死、残された子供は鳶が預かったという。
人情噺、ここに極まれりな。江戸っ子の矜持と情が爽やかも沁みる一編。じっくりと
語って、下げでチーンな軽さもいい、談春名人芸。
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