＠日暮里 d-倉庫(2011/8/9-10 2ステージ）
http://www.geocities.jp/kagurara2000/index_d.html
全自由 前売2300円 当日2800円 学生 前売2000円 当日2500円
照明・音響：曽我傑
出演：上杉満代、黒沢美香、堀江進司
2011/8/10(水)猛暑晴 7:37-8:44PM(55/トーク9)最前方より 客席満員(80人)
客層：大人客席。男性過半数かな。コアなファン、ダンサー、関係者。
客入れ：整理券無し。開場時5，6人。いつもの観やすい勾配ある椅子席。折り込み
チラシ厚め。パンフなし。物販なし。カーテンコール1回1分。そのまま恒例トーク
9分。
8年ぶりという、3人での公演。前回 2004/05 金色に踊れる牛「東京ロケット」
構成。・横並びユニゾン〜てんでラテン、黒沢さんは祭り衣裳をつけつ。堀江さんが
みえポーズを入れたり、上杉さんが俯瞰する視線を注いだり。
・床でリコーダー合奏。アマリリス、カエルの歌、ボレロ、ビートルズ…。
・リリカルなピアノ曲、ロック、無音、フレンチポップと曲変え。デュオとソロを
組み替え、一つところに止まらず展開。
・床に電飾の道。スパニッシュなヴァイオリンソナタ。内で床ダンスデュオ、外で
疎外されたソロ。電飾との絡み。
・光の境界を両脇に置き。ギターに、バスドラのリズム。ユニゾンでレッツゴーな
三人。最後は冒頭振りに戻る。
それぞれが自立して譲らず個性的。互いに引力が作用するように、導かれ刺激し
合ってセッション。他の楽曲がかぶったりの楽曲も同様に、他者が介入しつつも、
3人とも芯ブレはせず、ともに流れていく連綿。踊っても踊らされはしない、自発する
3人のありさまと行方を興味深くみるねこ。
アフタートーク「今、あなたのダンスは必要か…」 8:35-8:44PM(9)
・上杉満代
簡単に答えられない、わからない。やめられるものならやめたい。生きている間は
踊る、それが人生だと思う。今日は久しぶりに3人と踊って、素敵だった。
・堀江進司
自分が必要とされている間は役目をまっとうしたい。ダンスの爽快な時間は簡単には
やってこない。また苦しい日々が始まる。
・黒沢美香
質問の意味がわからない。あなたのダンスとはどこの誰なのか。必要なこと、役に
立つことは避けてきた。それがダンスの気高さだと思う。小空間での公演では
秘密のように、共有することに痺れた。でも最近はみんなで作ることの喜び、幸せを
感じる。311以降特にそう思う。わかり合う機会を油断無く、見つけていきたい。
電力不足の時で表現も変わるときがきたのかなと。3人でてなもんやをやって、
通過して次に何ができるかなと。
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