＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2013/2/6-13 ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由 一般前売2500円 当日3000円 前半割 一般 前売2300円 当日2500円
平日昼割 一般 前売・当日共2000円
作・演出：田上豊 原作：「タイトな車」末田晴［ブンメシ］2005年初演
舞台監督：宮田公一 舞台美術：濱崎賢二 照明：伊藤泰行 音響：泉田雄太
宣伝美術：丸山安曇 制作：尾形典子、永野倫子 企画制作：田上パル、
（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催：（有）アゴラ企画、こまばアゴラ劇場
出演：
河村竜也［青年団／ブンメシ］:メガネの男
平岩久資［田上パル］ :サスペンダーの男
吉川賦志 :坊主の男
山田由梨［劇団 贅沢貧乏］ :ソフィア
畠村島智之:白鳥茂雄(父)
高麗哲也 :白鳥良雄(息子)
鶴田理紗 :白鳥良美(娘)
鈴木燦 :五十嵐(牧師)
立蔵葉子［青年団］ :熊代(シスター)
二宮未来［田上パル］:日田(シスター)
佐治静 :大田黒(シスター)
工藤早希子:河村の妹
森一生 :村上(末武の元同僚・自衛官)
阿久津未歩［田上パル］:水前寺公(有間の幼なじみ)
阿部慎一郎［レティクル座］:内牧(タクシーの運転手)
2013/02/09(土)晴 7:37-9:19PM(1'42)最前方 客席ほぼ満員(45？人)
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：桟敷1椅子4列。最前は舞台直近なのではみ出し禁止。折り込みチラシ厚め
パンフ A5 3ページ。配役、スタッフ，予定。9月きらりふじみレパートリー上演。
物販。台本500円。カーテンコール1回。
舞台。大きな洞穴が点在する壁。床に一面のチップ、木の香りがぷーん。
お話。森の中。記憶を失った男達に残された謎めいた手紙断片。愛する女性のために
殺し合い疑惑。結婚式に向かう親類家族、シスターと神父。死体をみた証言で
パニック。花嫁に横恋慕男は破滅を願って邪心を抱く。謎解き愛憎ミステリやがて
青春グラフィティな趣で。
なにがなんだか、力づくで悲喜劇往来。ごちゃごちゃした中、愛と憎しみのドラマが
人の数だけくっきり浮かんで面白く。パニックぶりに苦笑も、ちと暑苦しい演技に
うーみ。コーラス隊突発して清涼剤。すっと収束のラスト、きっちりミステリ伏線
回収。主人公河村の記憶喪失は癒えずも未来を望むハッピーエンドとし。塩麹と
旨みを増して○。
アフタートーク 9:25-9:42PM(17) 20人ほど居残り。
末田晴［ブンメシ］、田上豊
田上 元の舞台が2人芝居で自分が出演して縁。今回だいぶ膨らました。
末田 こっちのが面白い。原作のタイトルにもあるように装置に車をつかいたかった
初演の装置に取り込んだ話。
田上 轢いた者轢かれた者の話。色々アイテムがでてきて、原作では話だけの花嫁
ソフィアがでてきたり。記憶喪失の周囲を膨らませた。もともと歌はあった。
廻り舞台で2人が対峙してまわる演出だった。謎解きミステリーをしっかり描いて
いる。ラストが違って、思い出せたかどうかで思い出せなかったという。
原作のキーを拾って、でてこない結婚式の2人を足した。記憶喪失は3人にして、
アルジはキリストのイメージ。でシスター達がでて。3つの場面で絡ませて、
パワープレイで。
末田 ヤクザというと広島弁なんだなと。客として楽しんだ。
質問コーナー
Q1 初演の河村竜也さんと今回の違い
A1 ダンス苦手だったのが立派に踊っていた。
Q2 原作付きについて
A2 新しい試み。好き勝手にやらせてもらったが、自分が演じた役は刷り込まれて
いて不思議な感じもあった。
Q3 床のウッドチップについて
A3 森っぽさ、ごちゃごちゃしてるのと役者を歩きにくくして負荷を高くするなど。
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