＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2011/4/15-24 14ステージ）
http://www.komaba-agora.com/
全自由 一般：前売2800円 当日3000円 高校生以下：前売・当日共500円
公演１週目特別割引 １5-１7 一般：前売,500円 当日2800円
平日昼割引 20日11時、22日15時の回 一般：前売・当日共2500円
作：ふじきみつ彦 演出：田上豊
舞台監督：宮田公一（Y's factory） 舞台美術：濱崎賢二 音響：泉田雄太
宣伝美術：根子敬生 制作：藤原里香 主催・企画制作：田上パル、
(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
出演：
永井若葉[ハイバイ] ：あさみ(妊婦)
平岩久資 ：新井 （あさみの夫）
安村典久 ：健ちゃん(あさみの友人。中学同級生)
飯田一期 ：木村 (あさみの友人。大学同期 野球選手)
鈴木燦 ：昌夫 (あさみの友人。アーティスト)
藻田留理子：マキコ(あさみ幼なじみ）
山口奈緒子[明日図鑑]：聖子（あさみ妹）
猪瀬青史 ：直樹（聖子の幼なじみ）
春山優 ：父
目次立樹[ゴジゲン]：母
松高義幸 ：元（マキコの彼氏。職人)
二宮未来 ：美穂(昌夫の彼女）
大石将弘[ままごと]：店員
2011/4/16(土)晴|雨 2:11-3:25PM(1'14)中段上手 客席ほぼ満員（50人）
客層：女子客7割、誰人気？。
客入れ：午前中の余震影響による電車遅延対応で、開場開演10分押しとアナウンス。
開場時で20人ほど。開演定時頃でやっと満員、25分位遅れた電車があったみたい。
前の方が見やすいと誘導。ベンチ3列、椅子2列。折り込みチラシ多め。パンフ A5
3ページ。挨拶、配役、予定。次回公演。8/26-27パフォーマンス公演、9/22-25本公演
いずれもきらり☆ふじみ。物販未確認。 カーテンコール1回1分。
シティボーイズの舞台といい、先日の大地輪子・岡部たかしプロデュース「切実」
といい、ツボにはまるコメディを提供してくれる、ふじきみつ彦先生最新作。
舞台。ソファがなぜか三方囲み、色違い、高低差でちょっと不揃い。後方に小物を
置いた棚、ちょっと20世紀なあれこれ。上手に入口枠、壁は末広がりスロット、下手
に隣室引き戸。
お話。臨月の主婦、もうすぐ逢えなくなるからと元彼を家に呼んで、は歓談。これが
続々で互いに気まずいことこの上ない。そこにご亭主が帰宅して。
いちいち面白いシチュエーションコメディ。奇天烈設定なのに日常的なおかしみを
引き出し、笑いのツボをくすぐりまくり。元彼氏の居たたまれなさとプライドの混合
加減。主婦のタガが外れつ、素直という微妙なバランス。思いがけず、恋の行方を
定点カメラする量販店店員の巻き込まれ感。など。量販店といえば、選んだ炊飯器の
サイズで男の本心を推し量るなんてのも面白く。時代に寄らず妊婦、男優が女装して
飾らずにお母さん役とか、大胆さもほどよくスパイシー。珍味ながらウェルメイドな
面白さをまったり楽しむねこ。
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