＠下北沢 ザ・スズナリ(2014/8/8-11 7ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全自由 前売3500円 当日4000円 高校生以下2500円
作：サミュエル・ベケット 演出：戸辺俊介 舞台美術：血野滉修
舞台監督：川崎勇人 照明：日高勝彦 音響：原島正治 舞台美術
主催・制作 劇団東京乾電池
出演：
柄本佑 ：ヴラジーミル
柄本時生：エストラゴン
山根博 ：ポッツオ
綾田俊樹：ラッキー
荒川楽 ：男の子
2014/08/09(土)曇 2:01-4:38PM(1'17/休13/1'06)中段中央 客席満員(160?人)
客層：大人中心、学生〜20才代も結構。男女半々。
客入れ：きっちり整列誘導。開場時で100人位。ベンチ8、通路、パイプ椅子4、
ベンチ1列。後方の椅子でなく、最前方ベンチから埋まるのが小劇場らしいところ。
全体がみたいので中段に座るねこ。空席誘導都度あり。折り込みチラシそれなり。
パンフ A5カラー 3ページ。手書き挨拶、写真つき配役。物販。Tシャツ1500円。
カーテンコール2回1分。
兄弟ユニット、念願のゴドー＠スズナリ上演とか。
舞台。土色の床、真ん中に枯木１。周囲壁は黒。
お話。ゴドー氏が来るのをずっと待つ二人。退屈きわまりない時間もポッツォと
ラッキーがきたり、自殺を考えたり、と結構忙しい。待つ仕事を除いては。
ベテラン俳優がやるイメージの2人を若い二人で。惚けて疲れやつれては居ても
若気は隠すべくもなく。ピン留めされた理不尽さと滑稽さは否応なく滲みだし。
演技、演出、装置らはスタンダード、奇を衒うことなし。思わず笑い崩れるな
お馴染みの脱力場面はあるも、箸休め程度。諦めることさえ未だ知らないような
諦めることさえ忘れたような柄本佑・ヴラジーミル、諦めてるけど欲は捨ててない
柄本時生・エストラゴン。綾田俊樹・ラッキーがもの凄く、大変だけど楽しそうと
思い眺めるねこ。