＠日本大通り KAAT神奈川芸術劇場ホール(2014/12/27-28 2ステージ)
http://www.kaat.jp/
全指定 S席(1，2階)3900円 A席(3階)3000円
主催：サンライズプロモーション東京 提携：KAAT神奈川芸術劇場 後援：tvk
企画制作：オフィスフラジール / サンライズプロモーション東京
談春「夢金」枕11+噺35+トーク19分
仲入り15分
談春「文七元結」枕なし+噺1'17+トーク5分
2014/12/28(日)晴 3:05-5:47PM(1'05/休15/1'22)1F最前方 客席ほぼ満員(1200人)
客層：20-30才代3，4割と若手寄り。男性過半数。
客入れ：折り込みチラシ少々。パンフなし。クローク開設。物販。関連グッズ。
カーテンコール替わりにトーク、三本締め5分。
久方ぶりの関東公演。
・夢金
枕。出来がいいだろう2日目に来るのが通。でも昨日は上出来でした。芝浜を聞きたい
人に後方から拍手。談志の弟子としては本望。志らくとはプロレスのつもりで遊び
でいる。落語家はキャリアに重きを置かない。でも談志と同じように30周年は
やりたかった。今年のツアーはもう飽きた。志らくが来年30周年、自分は来年も
30周年を続ける。
お話。強突く張りの船頭、人助けをするが性根は変わらず。
ダークなキャラを描いて凄み、抜けて思わず笑い。聞かせる講談な落語の真骨頂。
終わって。3月のドラマはいい経験。直前に台詞が替わり、高座本番でスタッフが
可哀想で伝えられなかった。赤めだかがドラマ化されるが詳細不明。TV的には
談志が生前に怒ったとしないとPRにならない。次は文七元結。19才で玉三郎の
女将をみて、こんな美人が50両をあげるわけがないと思ったこと。志の輔は文七元結
がわからないという。自分は中村仲蔵がわからない。談志は残してくれず逝って
しまった。談志は死ぬ前は落語ファンになってしまい、他を否定してしまった。
・文七元結
お話。腕はいいが博打に入れこんで身を持ち崩した左官屋長兵衛。その夜娘が
行方不明。吉原から知らせがきて預かっているという。
劇画な落語。博打打ちの心根、人間の価値ら処世訓を噛んで含んで語る。蕎麦という
より、こってりラーメンな落語、好き嫌いはハッキリ出そう。江戸っ子の不可解な
意地といい加減さはクッキリ語り、ここはスッキリ。
時間を聞いて完璧、ただし3時半なら。談志が存命の内に出来なかった上出来の席が
あった。TV番組話をして、文七元結の感動が3割減ったことでしょう。3月から
百年目でツアー開始。我が儘ですがよろしく。最後は三本締め。
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