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 勅使川原三郎 KARAS アップデイトダンスNo.18「平均律、バッハより2」

 @荻窪 アパラタス/B2ホール(2015/1/24-31 7ステージ)
 http://www.st-karas.com/karas_apparatus/
 全自由 一般 予約2000円 当日2200円 学生 予約1500円 当日1700円

 演出・振付・出演:勅使川原三郎 出演:佐東利穂子

 2015/1/24(土)晴 8:10-9:10PM(60)後方上手 客席6割(20人)
 客層:20-30才代と中年層。男女半々。
 客入れ:張り出し舞台 ベンチ3列。折り込みチラシ数枚。
 パンフなし。カーテンコール3回2分。終演後、勅使川原さん、佐東さんトーク17分。

 舞台。張り出し舞台のセンターに床面近くに裸電球が2、後方と左右に2。
 構成。・佐東ソロ。電球の間。起立、手を垂直、やがて傾斜して力をうけたように
 揺らぎ、泳ぐ。しだいほどけて連綿。電球を持って、陰影。顔を向けて横臥。
 ・ソロとデュオ。主と従をユニゾンで。光の前後に位置を変えながら、フォーメー
 ション。

 強度をもった身体の端正できりっとして動き、それだけ快感を呼び。立ち位置、
 照明の展開はシンプルながら豊かな陰影、表情をつくって素敵。ずっと観ていたい
 ねこ。

 トーク 9:10-9:23PM(13)全員居残り
 勅使河原 再演で音楽は変えず。1ー4からで1、2、3の順あと一部4を抜粋。
 演奏は好きなリヒテル。
 佐東 やってみると毎回新鮮な出会いがある。
 勅使河原 すべての中に音楽を感じる、それは大事なこと。古典というものでなく。
 ヨーロッパではかちっと決まったとき、揺るぎないとき「クラシック」と呼ぶ。
 鍛錬した強度をもった身体のこと。ノイズミュージックの音楽家は一音から極めて
 いく。能楽師が古典でこそ、発見があるといったこと。想像力で次のステップへ
 いきたい。

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