＠池袋 東京芸術劇場 シアターイースト(2015/04/09-19 13ステージ)休演4/13
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全自由(整理番号付）前売3300円 当日3500円 前半割3000円(9日〜12日) U25 2500円
作：古川健 演出：日澤雄介 舞台美術：鎌田朋子 照明：朝日一真（A’s light）
音響：佐久間修一 衣装：藤田 友 演出助手：田上果林（エムキチビート）
舞台監督：本郷剛史 宣伝美術：R-desigh 広報：朝倉奈々緒 制作：菅野佐知子
企画・製作：劇団チョコレートケーキ
提携：東京芸術劇場（公益財団法人東京都歴史文化財団）
出演：
佐藤誓 ：豊川千造(朝鮮総督府平壌地方法院検事局三席検事）
月影瞳 ：豊川咲子(千造の妻）
岡本篤[劇団チョコレートケーキ]：中垣飛松(朝鮮総督府平壌地方法院検事局首席検事）
菊池豪 ：緒方武夫(同次席検事）
渡邁りょう[悪い芝居]：川崎豊彦(同四席検事）
佐瀬弘幸[SASENCOMMUN]：荒木福次郎(朝鮮総督府平壌憲兵隊長）
浅井伸治[劇団チョコレートケーキ]：朴忠男(ぼくただお パクチュンナム)
(検事局朝鮮人事務官）
大内厚雄[演劇集団キャラメルボックス]：金公欽(キムゴンフム)(人民裁判委員）
西尾友樹[劇団チョコレートケーキ] ：李孝三(イヒョサム)(人民裁判取調官）
青木シシャモ[タテヨコ企画]：任白龍(イムペクリョン)(看守）
辻親八[オフィスＰＡＣ]：崔承化(チェスンフア)(人民裁判朝鮮側証人）
永井若葉[バイバイ] ：崔仁恵(チェインフェ)(承化の娘）
2015/04/11(土)曇 2:01-4:17PM(2'16)正面中段下手より 客席ほぼ満員(200人)
客層：学生〜中年層まで幅広く。女性7割。
客入れ：開場時50人ほど。三方囲み客席。正面9列、サイド下手2列、上手1列。
折り込みチラシ厚め・クリアファイル付き。パンフ B5 3ページ。別冊付録 A4
4ページ 文献、年表、用語解説。物販未確認。カーテンコール2回1分。
舞台。端に石ころの半円広場。後方、交わらないクランク階段２つ。上空に乱れ飛ぶ
階段ステップ。
お話。太平洋戦争終戦を朝鮮半島38度線以北で迎えた、日本人検察官達と家族。
まもなく裁かれる側となり、植民地支配とかつての理想、自分個人の関係を自問自答
せざるをえなくなる。裁く側の朝鮮半島人々の諸相を交えて描く。
一個人の追想とし、日本人俳優・日本語上演でして、題材の重さ、切実さが大分増し。
敵対と友愛、しがらみの関係性を重ねあわせ、それを出自と年代の異なる俳優陣で
して、味わい、手応えとも上々。定型句ではなく絆を描く人間ドラマとして◎。
偏向著しい世間報道を思えば、演劇の可能性と意義を良く感じさせてくれもし。
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