＠両国 シアターＸ（2015/7/10，11 2ステージ)
http://www.theaterx.jp/
全自由(整理番号付き) 前売3500円 当日4000円 学生・シニア2500円
演出：勅使川原三郎 演出助手・出演：佐東利穂子
照明技術：清水裕樹（ハロ） 音響技術：三森啓弘（サウンドマン）
企画制作：KARAS 主催：有限会社カラス 特別提携：シアターＸ
助成：芸術文化振興基金
2015/07/10(金)曇 7:35-8:31PM(58)最前方 客席満員(160人?)
客層：大人中心に学生〜シニア層まで。女性過半数。
客入れ：開場時40人ほど。5番ずつ呼び出し。前方撤去し椅子8列。
折り込みチラシ数枚。パンフ A4 1枚とノート ペラ1枚。物販。Tシャツほか。
カーテンコール6回2分。
ブルーノシュルツ作品による新作と、本 旧作再演の連続公演。
舞台。中央奥上、棒状ナトリウム灯がぐるり吊りおろされ。下手手前と上手奥にも
灯火。
物語。人間の願望を実体化する惑星ソラリス。心理学者クリスは亡き妻ハリーを
偲び、これが実体化けする。自身がコピーであり、ハリーを愛しても愛には意味が
無いと知る。自殺を試みるが死者は二度死ねない。逃れることも滅することも
できない無限地獄。
構成。横たわり、でく人形のよう目覚め、ほどけて泳ぐようにぎ、上方へ延び。
リート音楽、やがてノイズが混じり。ナトリウム灯火の円環下〜手前の灯火の
もとへ。
・低音。上方から押されるようにして鬱屈、転倒。灯火が明滅して回る。
ストレスフルな動き。
・ストリングス入った音楽。大きくロール。
・私は私をなくすことができないなどテキスト。リート音楽にノイズ。そよぐ。
震える。
・繰り返す。震える。
オペラ公演の一部、アトリエ公演を経て本劇場。空間広くとっても色濃く。
シンプルな照明、シャープな陰影が◎。古典的な旋律とノイズ音響の取り合せ、
間断のない流れるような動きで、袋小路なシニカルな状況を高め、胸に迫り。
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