＠新宿 花園神社(2015/7/10-21 10ステージ)
指定前売4500円 自由(整理番号付き）4000円 中高校生2500円
作・演出:鄭義信 美術：柴田隆弘 照明：野中千絵（RYU CONNECTION）
音響：松本章（音スタ） 音楽（作曲）：寺田英一
殺陣（剣術指導）：栗原直樹（ＷＧＫ） 衣裳：阿部美千代（株・MIHYプロデュース）
振付：スズキ拓朗(CHAiroiPLIN) 演出助手：平野智子 小道具：松本淳一
ヘアーメイク：杉岡実加 舞台監督：野口研一郎（オフィス・ダミアン）
舞台部：松本淳一、桑原淳、岸川卓巨、佐藤昭子、松尾明日望
小道具：松本淳一 テント設営監督：吉木均 舞台協力：松下清永（鴉屋）、
ケイタリング：ASAMI、外波山鏡 制作票券:アンデム(佐藤希、近藤多恵、松島瑞枝)
吉野美紀、清水直子 宣伝美術：征太郎、長友啓典、中村健＋K2
出演：
下元史朗 ：クニ男
外波山流太：僕
犬飼淳治[扉座]：天地（佐平次）
根本大介 ：コージ（天地の付き人）
田渕正博 ：男・三吉
井上カオリ：栗原はつえ（衣裳）
伊藤新[ダミアン]：山元由蔵（カメラマン）
長嶺安奈 ：瀬田幾恵（スクリプター）
鳥越勇作 ：酒井
木下藤次郎：黒澤薫
趙徳安 ：呑込みの金坊
寺井清隆 ：喜助
今井夢子 ：水木まなみ
浜野まどか：斉藤優子（まなみの付き人）
新井結香[桟敷童子]：坂下幸子（おそめ）
横関咲栄 ：東田洋子（小春）
瀬山英里子：清川千代子（おうの）
山中淳惠 ：牧あをみ（おてつ）
横山莉枝子：高川千草（おさだ）
大和田あずさ：古井麗子（おもよ）
恒松敦巳 ：川野
松本亮[扉座]：森下（異人）
河野竜平 ：大田（異人）
水谷悟 ：志藤間多
西村聡 ：大和弥八郎
影山翔一 ：伊藤巻輔
寺田英一 ：音楽・生演奏
諏訪創 ：ドルサイナ生演奏
宮島健 ：松島雄三監督
勝島乙江[青年座]：八重（松島の妻）
萩原亮介[文学座]：阿部（助監督）
佐久間淳也：根岸
岡村多加江：お松
伊東由美子[離風霊船]：お竹
水野あや ：お梅
松本紀保 ：火夜
松角洋平 ：秋吉
新納だい ：弟
坂井香奈美[流山児★事務所]：千里
沖田乱 ：丸尾
外波山文明：雪之丞、町内会長
中島愛子 ：お米
2015/07/13(月)晴 7:00-9:43PM(69/休12/1'21)後方上手 客席ほぼ満員(240人？)
客層：大人中心で世代混成、男女半々。
客入れ：ひな壇15列かな。前方指定席。最後尾に空席。折込チラシ厚め。
パンフ B5オールカラー 11ページ。物販。Tシャツ他。カーテンコール1回1分。
そのまま参加無料の宴会突入。
舞台。映画撮影現場。昭和なアンバー色の壁沿い路地。映画館事務所。
お話シナリオライター川野は鬼才監督の現場で七転八倒。名作リメイクの鳴りものが
今や無軌道に迷走、意図不明の書き直しの連続に困惑至極。彼の未来の姿のような
シナリオライターを夢みていた斜陽の映画館主人の日常と、少年時代を併走。
姉・火夜と被差別部落出身で足が不自由な秋吉の悲恋、未来がみえない少年のあがき
が描かれていく。
「チネチッタ 映像都市」のセルフリメイクと、失われた時代と映画人への郷愁。
20世紀の映画パロディを節操なく繰り出すB映画監督、翻弄される人々が哀れで
滑稽。監督の胸の内を掘り下げてほしくはあえい。けど荒くれと混とんの中、胸を
締め付けるような哀切感、詩的な台詞がしみじみと沁み。椿組野外劇らしい大人数
モブシーンの熱気と笑いは変わらず。暑気払いな勢いを清々しく感じるねこ。
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