＠池袋 東京芸術劇場 コンサートホール(2015/10/22，24，25 3ステージ)
S10000円、A8000円、B6000円、C4000円、D3000円、E1500円 SS12000円（枚数限定）
＠金沢歌劇座 5/26
＠大阪フェスティバルホール 5/30-31
＠兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール 6/6-7
＠サンポートホール高松 6/10
＠ミューザ川崎シンフォニーホール 6/17
＠山形テルサ 10/29
＠名取市文化会館 大ホール 11/1
＠メディキット県民文化センター（宮崎県立芸術劇場）11/8
＠熊本県立劇場 演劇ホール 11/14
指揮･総監督：井上道義 演出：野田秀樹 美術：堀尾幸男 衣裳：ひびのこづえ
照明：小笠原純 字幕映像：奥秀太郎 音響：石丸耕一、関口嘉顕
美粧：赤松絵利(esper.) 振付：下司尚実 舞台監督：伊藤潤(ザ･スタッフ)
副指揮：佐藤正浩 合唱指揮：辻博之 演出助手：田尾下哲、佐藤美晴、田丸一宏
ヘアメイク：伏屋陽子(eSper.)、きとうせいこ、福島真由美
フライヤーアートワーク・表紙デザイン：森本千絵(goen°)
総合プロデューサー：山田正幸 プロデューサー：中村よしき
プロダクションマネージャー：開秀哉
出演
ナターレ･デ･カロリス ：アルマヴィーヴァ伯爵
テオドラ･ゲオルギュー：アルマヴィーヴァ伯爵夫人
小林沙羅 ：スザ女(スザンナ)
大山大輔 ：フィガ郎(フィガロ)
マルテン･エングルチェズ ：ケルビーノ
森山京子 ：マルチェ里奈(マルチェリーナ)
可妻屋秀和：バルト郎(ドン･バルト
牧川修一 ：走り男(バジリオ)
三浦大喜 ：狂っちゃ男(クルツィ）
コロン･えりか：バルバ里奈(バルバリーナ)
廣川三憲[ナイロン100℃] ：庭師アントニ男(アントニオ)
声楽アンサンブル(新国立劇場合唱団より) 花娘＊
佐藤泰子、紺野恭子、西本会里、増田弓＊、新後閑大介、平本英一、千葉裕一、
東玄彦
演劇アンサンブル 川原田樹、菊沢将憲、近藤彩香、佐々木富貴子、佐藤悠玄、
長尾純子、永田恵実、野口卓磨
チェンバロ･コレペテイトゥア：服部容子
合唱 新国立劇場合唱団(東京)、山形オペラ協会合唱団(山形・宮城)
宮崎県立芸術劇場コーラスアンサンブル(宮崎) 熊本フィガロ･クワイヤー(熊本)
管弦楽読売日本交響楽団(東京) 山形交響楽団(山形・宮城) 九州交響楽団(宮崎･熊本)
2015/10/22(木)晴 6:31ｰ10:02PM(1'41/休25/1'17)3F中段 客席ほぼ満員(1900人)
客層：学生～じじばばまで、通常オペラ公演より若く幅広く。女性過半数。
客入れ：遅刻時は結構待たされ(30分以上？）。パンフ A5冊子 19ページ。
物販なし。ほぼ定時開演。9:55PM終演後、カーテンコール2回7分 野田さん登場。
野田秀樹演出。各現地出演者を変えてのご当地ツアー公演。
舞台。和装の金を施した島舞台。三つの大きな花柄ボックス。三面に戸がついて
ついて出入り。白あるいは赤の長尺棒をクロスして門を表し。
お話。初夜権を放棄した伯爵だが、フィガロの許嫁に岡惚れして欲望をつのらせ。
フィガロ、伯爵夫人は機転を効かせて挫いてしまうというもの。舞台を長崎に移し
異邦人な伯爵設定とし翻案。全体の語りとガイドを庭師がする趣向。
野田秀樹120％の演出三昧ステージ。前半言葉遊び。歌詞は日日訳の字幕投影つきの
日本語とイタリア語の双方使い。見立てのモブは動きまくりで、フィジカルなステー
ジングが全面。中心人物はキャラを立てて彩り、劇画風。それを人形遣いと操ったり
過剰も愉快。音楽はオリジナルそのままの心で、知られた名曲を豊かに聞かせ。
通常演劇公演以上の濃い野田色を堪能するねこ。
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