＠荻窪 カラス・アパラタス／B2ホール(2016/1/7-12 6ステージ)
全自由 一般 予約2500円 当日3000円 学生予約・当日共1500円
出演：勅使川原三郎、佐東利穂子
2016/01/12(火)晴 8:08-9:10PM(60)後方中央 客席ほぼ満員(40人）
客層：大人中心、シニア層も結構。女性過半数。
客入れ：待合室に30人超待ち。雛壇に4列、桟敷1列。折り込みチラシ数枚。
カーテンコール3回2分。終演後、勅使河原氏ともトーク11分。
今年も連続した公演が予定されているアトリエ公演、年初はじめ。
舞台。張り出しの一面、装置なし。
構成。交互にソロ。逆光に立ち、傾ぐことから解けていく、細かな仕草を交えての
勅使河原。重心を上下に移動しながら揺れ、ロールの加減速を繰り返す佐藤。
音楽に成る。音に追従するでなく自発してる感。楽曲、演奏とも角がとれてまろやか
けど甘くはない吟醸の趣き。上質の和らぎの連続、渋くも新鮮で素敵。
トーク
・古びたことに成らないように。で
・パフォーマンスは観客の皆さんが来ることで成立する。
・演奏へのこだわり。音の深さ、強さが違う。それが踊ると怒濤のように押し寄せて
くる。ピアノはバッハでいつもつかっているリヒテル。2曲目のバイオリンソナタ
ではオイストラフ。最後は18番、またリヒテル。言葉では言えない、定常的な
瑞々しさ。ありがたいこと。
・音楽で楽曲で開かれていく体が面白い。
・佐東 美しいものを残してくれた。淘汰されて残ること。恐れ多く思いながら、
機会が持てることを、緊張感をもって。
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